<明治安田レディスゴルフトーナメント 最終日◇19日◇仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県)◇ 6692ヤード・パー72>
今季自身17試合目にして、待望のトップ10入りだ。小祝さくらは8バーディ・ボギーなしの「64」をマークし、トータル16アンダー・6位タイ。自身初の大会連覇とはならなかったが、復帰後のベストスコアとなった。
昨年大会で通算12勝目を挙げ、継続中の選手では最長となる7年(6季)連続優勝の快挙を達成した。だが、大会期間中から違和感を抱いていた手首の状態が悪化し、翌週大会で自身初の途中棄権。『TFCC損傷(尺骨側手関節三角線維軟骨複合体損傷)』と診断され、ツアーを長期離脱し、手術をした。
リハビリを経て、今年3月の開幕戦からツアー復帰。そしてちょうど、シーズン折り返しとなる今大会で、ようやく今季初のトップ10入りを記録。2017年のプロテストに合格後、トップ10入りがシーズンで最も遅かったのは18年の5試合目だった。
24位から出た最終日は、7アンダーを出すことを目標にしていた。7番から3連続バーディを奪い、上位をうかがう位置で後半へ。15番で2メートルを決めてトップ10圏内に入った。そして16番パー5、最終18番はともに1メートルにつけてバーディ。さらに順位を上げた。
開幕前に不安を抱いていたドライバーショットは、終盤にかけて調子が戻ってきた。4週間前には契約するスリクソンの前モデルから現行の『ZXi LS』に変更。「ふけ球、こすれ球が多くて、スピン量が多くて飛んでいなかった。それを改善できました」と、飛距離アップにもつながった。
「ここはいい感じでスコアを伸ばせるので、相性もいいのかな。優勝に向けて自信になりました」。実力者がようやくお目覚め。今季初優勝に向けた、大きなきっかけになりそうだ。(文・笠井あかり)
