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復調のカギは「インパクトから加速!」 川崎春花が今季ベスト『67』で2位発進

川崎春花がボギーなしの好発進を決めた。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2025年6月6日 16時56分

<ヨネックスレディス 初日◇6日◇ヨネックスカントリークラブ(新潟県)◇6339ヤード・パー72>

スイングの違和感を払拭して好発進だ。川崎春花が5バーディ・ボギーなしで今季自己ベストの「67」をマーク。首位と2打差の2位タイで滑り出した。


【スイング写真】ここから加速! 川崎春花、インパクトの瞬間

昨季3勝を挙げた川崎だが、今季は苦戦が続いていた。ここまで6試合に出場して、最高成績は「リゾートトラストレディス」の35位タイ。予選落ちは4回を数え、「ショットの感触が気持ち悪くて…」と、本来の切れ味鋭いショットが影を潜めていた。

しかし、前日のプロアマで「感触良く振れるようになってきた」と復調の兆し。この日は1番パー5で3メートルほどのパーパットを沈めてスタートすると、2番で6メートル、4番で5メートルのバーディパットを決めて流れに乗った。「ノーボギーで回れたのは良かったと思います」と及第点をつけた。

ショット復調のカギは「しっかり振ること」だった。これまではフィニッシュで腕が体に巻き付くように「ぐるぐるぐる」を意識していたが、今回は「ここ(インパクト)から加速、です」と、ヘッドの加速を心がけたことで、ショットの切れ味を取り戻した。

今大会には過去2回出場しているが、これまでのベストスコアは「72」。アンダーパーをマークしたのは今回が初めてだった。「(ホールが)狭かったり、ドッグレッグが多くて難しい」と攻略に頭を悩ませていたが、この日はしっかりと狙いを定め、復調したドライバーで苦手意識を払しょくした。

「きょうはきょう。この後はショットもパットも練習して、あすもしっかり切り替えて頑張りたい」。冷静に、残り2日間も戦い抜く。(文・小高拓)

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