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宮崎女子は“Max”がお好み? 曲がらない1Wがアクサのコースと相性抜群【きょうのヒトネタ!】

女子ツアーで2人だけ? テーラーメイドの最新ドライバー、効果のほどは?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年3月23日 12時40分

テーラーメイドの最新ドライバーを操る永峰咲希(左)と山内日菜子
テーラーメイドの最新ドライバーを操る永峰咲希(左)と山内日菜子 (撮影:上山敬太)

ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「アクサレディス宮崎」が行われているUMKカントリークラブ(宮崎県)から。

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出身地・宮崎での試合を戦っているディフェンディング王者の山内日菜子と、ツアー通算2勝の永峰咲希。この2人には、出身地以外にも“共通点”があった。

2人ともクラブはテーラーメイド契約で、ドライバーは同社の最新モデル『Qi10 Max』を使用しているのだが、実は女子でMaxを使用しているのは、この2人だけらしい。ヘッドの慣性モーメントが大幅に向上した曲がらないタイプで、同社のツアー担当者いわく「女子の選手が使いやすいモデル」なのだが、不思議とツアーで使用しているのは現時点で山内と永峰のみ。

そのひとりの永峰は、「ヘッドは大きいけど、そこまで『デカッ』と感じることもなく座りもいい。左右の散りも減ったし安心感がありますね」とその印象を話す。もともとクラブを替えたことで、ティショットの調子も上向きになり、「ストレスなく打ちたいし、MAXが一番いい」とその性能にベタぼれだ。山内も「打てば打つほど曲がらない。ヘッドは大きいけど、それが安心材料になって思い切り振れています」と、やはりその直進性の良さを訴える。

永峰はこの地元大会に過去9度出場しているが、予選通過は5回。2017年には11位にもなっているが、「一番結果が出てない。それが地元の難しさでもありますかね。コースを知り尽くしているだけに逆に…」と苦笑いを浮かべる。特に「ティショットが構えづらい」というのが理由になっているだけに、Maxの安心感は心強い。

開幕前には鈴木愛が、「このコースは風が回るので(苦手)」とも話しており、ティショット時にはそれも難敵になる。もしかして、地元出身者2人がそろって、曲がらないドライバーを選んでいるのは、そんなコース攻略を目指してのもの…だったりして?

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