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竹田麗央が今年の米ツアー最終予選会挑戦へ 海外で待つ“先輩”も「早くおいでって言ってくれた」

先週の「日本女子オープン」を制した竹田麗央が、米国挑戦へ決断をくだした。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年10月3日 15時30分

竹田麗央が今年の米国予選会挑戦を明言した
竹田麗央が今年の米国予選会挑戦を明言した (撮影:佐々木啓)

<スタンレーレディスホンダ 事前情報◇3日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6610ヤード・パー72>

日本タイトル2冠を達成した竹田麗央が米国女子ツアーの来季出場権をかけた予選会「Qシリーズ」にエントリーしたことを明らかにした。現在の世界ランキングは26位で、「10月8日時点の世界ランキング75位以内」の資格により、最終予選会(12月5~9日)から出場する。

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前週の「日本女子オープン」を制したときには、予選会の挑戦について、「まだ決まっていないですが、複数年シードを取れたことで今年やってもいいかなと思っている。ギリギリまで考える」と可能性を示唆していた。そしてその翌日、月曜日には決意を固め、エントリーした。

米国挑戦は昔からの目標だったが、初出場だった海外メジャー「全米女子オープン」で「すごく楽しかったのでアメリカに行きたいなと思った」と想いが現実味を帯びた。そして9月「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権」でメジャー初制覇。3年間の複数年シードを獲得し、「そのあたりから(受験を)考え始めた」という。

日本女子オープンも制し、複数年シードは5年にグレードアップされたが、「それはあまり決め手になっていないです」と否定。それでも「メジャーをふたつ取れたので、自分が行きたいときにいけると思った。ことし7勝することができて、自分のゴルフに自信が持てるようになった」と、メジャー2勝目が最後の後押しになった。

家族にも『行きたいときに行くのがいい』と背中を押され、ツアー通算18勝の叔母・平瀬真由美からも『いまが一番いいんじゃないか』と太鼓判を押されている。海外には待ってくれている“先輩”もいる。「(勝)みなみさんとか『早くおいで』と言ってくれていたので、行きたいと思っていました」と、これも励みのひとつになる。

不動裕理が持つ“年間10勝”という記録までもあと3勝と、今季のツアーを引っ張る絶好調娘。「本当にすごい数字なのであまり考えてはいないんですけど、最後まで自分のベストを尽くして頑張りたい」と、まずは目の前の試合に集中する。

同日には山下美夢有がQシリーズのエントリーを発表。ほか日本勢では岩井明愛、岩井千怜が最終予選からの出場を明言している。また原英莉花、神谷そらは2次予選(10月15~18日)からの参戦を予定している。(文・笠井あかり)

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