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今季初Vの岩井明愛「10ydくらい前作より飛びます」と新作FWに変更【勝者のギア】
岩井明愛が今季初優勝を飾った。バッグの中身とは?
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配信日時: 2024年5月28日 00時00分
<リゾートトラスト レディス 最終日◇26日◇関西ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6545ヤード・パー72>
首位と1打差からスタートした岩井明愛が、最終日7バーディ・3ボギーの「68」をマーク。トータル15アンダーで逆転し、今季初優勝、ツアー通算4勝目を挙げた。これで今季2勝の妹・千怜と合わせると、姉妹で通算10勝目となった。
テレビ中継でも現地観戦でも一際目立つ、明愛のターコイズブルーのドライバー。持ち前の飛距離(今大会の平均は260.75ydで2位)も含めてギャラリーをひき付けるが、「ブルー系の色が好きで、今までにないドライバーを作ってみようということであの色になりました。提案したのは普通のブルーじゃなくて、違う感じの色をお願いしました」とこだわりを明かす。
また、今大会もパーオンが61/72ホールで1位となり、今シーズンの平均でも「75.00%」でパーオン率が現在1位の明愛。これに関して記者から問われるも「意識はしないですね。結果的にそうなっている感じです」と、こともなげに言う。
ヨネックスのツアー担当によれば、4月に飛び系アイアンの5番(3番アイアン相当)を抜いた代わりに5番ウッドを入れたとか。昨年使っていたものと同名の『EZOEN GT』で、3月に発売された新作の3番ウッドも同時に変更。理由は「飛びますね、やっぱり。(前作比較で)10ヤードぐらいじゃないですか。3番ウッドで230ヤードぐらいだと思います」と飛距離アップを強調する。
ツアー担当者は、妹の千怜も「10ヤードくらい伸びた」と話す新作フェアウェイに関してこう説明する。
「明愛プロは元々、3番ウッドが得意で前作もすごく気に入って使ってくれていました。新作は当然、前より良くなっていないと使ってくれないのですが、テストする中で割と早く決めてくれました。新作は見た目の顔が以前よりシャローフェースになり、やさしく感じやすくて球も拾いやすい、汎用性の高いものになっています。明愛プロも『使い心地がいい』と言って、5番ウッドも入れることになりました」(ヨネックス・プロ担当)
また、この勝利でスリクソンのゴルフボール『Z-STAR』シリーズが今季13戦7勝(竹田3、岩井千怜2、岩井明愛、小祝さくら)となり、2位のタイトリスト『ProV1』シリーズの5勝と差を広げた。7勝のうちモデル別の内訳は、竹田以外が使う『Z-STAR XV』が4勝、竹田の『Z-STAR』が3勝となる。
クラブの総合契約順で見ると、ダンロップ契約選手が4勝(竹田・小祝)、ヨネックスが3勝(岩井姉妹)、PINGが2勝(鈴木愛)、タイトリスト(リ・ヒョソン)とブリヂストン(阿部未悠)が1勝ずつ。クラブ契約フリー選手は、臼井麗香と天本ハルカによる2勝となっている。
【岩井明愛の優勝クラブセッティング】
1W:ヨネックスEZONE GT Type S(9°レクシスカイザM 5S 45.5㌅)
3,5W:ヨネックスEZONE GT(14.5,18°レクシスカイザM 6S)
6I:ヨネックスEZONE GT(23°レクシスカイザ8S)
5I~PW:ヨネックスEZONE CB511フォージド
50,54,58°:ヨネックスEZONE (N.S.PRO 950GH)
PT:テーラーメイドSpider X カッパーホワイト スモールスラント
BALL:スリクソンZ-STAR XV
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