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竹田麗央が川奈を完全制圧 史上4人目快挙に「すごいビックリ」

国内女子ツアー「フジサンケイレディス」は最終ラウンドが終了した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年4月21日 14時55分

史上4人目の快挙を果たした竹田麗央
史上4人目の快挙を果たした竹田麗央 (撮影:鈴木祥)

<フジサンケイレディス 最終日◇21日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6494ヤード・パー71>

21歳の大器が川奈を制圧した。単独トップで出た竹田麗央が6バーディ・2ボギーの「67」をマーク。トータル12アンダーで逃げ切り、ツアー史上4人目となる初優勝からの2連勝を果たした。

目に涙をためてインタビューを受ける竹田麗央【写真】

前半は2バーディ・1ボギー。後続と1打差でサンデーバックナインに入った。出だし10番でボギーを喫し、一時は首位に並ばれるが、12、13番と連続バーディでライバル達を突き放した。最終18番ではバーディパットを沈めて笑顔。初日から首位を守り通す完全優勝だった。

「上がり3ホールはすごい緊張したんですけど、先週の初優勝で自信がついて、最後まで自分を信じてプレーできました」

結果は3打差をつけての快勝だったが、決して楽な戦いではなかった。「途中は絶対追いつかれると思っていて、そこからが勝負だと言い聞かせていました。最後に自分が勝てばいい」。心を強く持ち、サンデーバックナインで3つ伸ばすことに成功。トーナメントレコードに並ぶ12アンダーでゴールテープを切った。

この勝利によって鈴木愛を抜き、年間女王レースのメルセデス・ランキングで1位に立った。「(年間女王は)まだ想像できないです」と笑ったが、目の奥には闘志の炎が燃えている。

「まだ試合が続きますので、何勝もできるように。メジャー大会も優勝できるように頑張ります」

目下のターゲットはツアー史上3人目となる3週連続V。21歳の快進撃は続いていく。

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