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契約フリーの吉本ひかる、古巣ミズノ製アイアンの“数字”に強いこだわり!?【勝者のギア】

契約フリーの吉本ひかるの初優勝に貢献した14本を見ていこう。ウッド系はテーラーメイド、アイアン、ウェッジはミズノ、シャフトはほぼフジクラに統一されている。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年3月13日 13時30分

吉本ひかるのアイアンへの意外なこだわりとは?
吉本ひかるのアイアンへの意外なこだわりとは? (撮影:鈴木祥)

<明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ 最終日◇12日◇土佐CC(高知県)◇6228ヤード・パー72>
 
単独首位で最終日をスタートした吉本ひかるだが、前半は1つ落として一時は逆転を許してしまう。しかし、後半に4つのバーディを奪って追いつくと、プレーオフでささきしょうこを破って、涙のツアー初優勝を挙げた。

クラブ契約フリーの吉本だが、4本のウッドと2本のユーティリティを入れることで飛距離不足を補う構成は昨年と変わらず。その6本は「すごく自分に合っている」とテーラーメイドの昨年モデル『ステルス』シリーズで統一。オフのトレーニングなどで飛距離も5ヤードほどアップして開幕を迎えた。
 
アイアン、ウェッジは以前用品契約を結んでいたミズノ製を愛用。アイアンについては「中空で球も上がってくれる」という『ミズノプロ225』を使い続けている。ただ、お気に入りポイントは性能だけではない。2月25日生まれの吉本は「番号が225なんです。私の誕生日だから、それもちょっとピンときて使ってます(笑)」と、そのモデル名も大きな理由に挙げている。
 
そしてこのアイアン、ウェッジが初優勝に向けて、安定した仕事を続けた。パーオン数は72ホール中62ホールで、率にして86.11%を記録。2日目には100%を叩き出した。歴代優勝者にもショットメーカーが多いが、総距離が6228ヤードと短いコースではアイアン、そしてウェッジショットの出来がカギを握った。
 
気に入ったクラブを長く使うタイプの吉本。パターまでほぼ全クラブのシャフトをサポートするフジクラのツアー担当者は「シャフトは昨年から変更はなく、ヘッドの微調整を続けてきました」と話す。
 
「ドライバーはプロトタイプの『スピーダー569 TR2』、フェアウェイウッドに『スピーダー569 EVO7』、ユーティリティに『MCH 60』、アイアンに『MCI 70』、パターにもカーボンシャフトの『MC PUTTER X-FIRM』を継続して使ってくれています。初優勝を引き寄せたロングパットに微力ながら貢献できていれば嬉しく思います」(フジクラ・ツアー担当)

プレーオフの2ホール目、吉本はピン左奥から9メートルのバーディパットをど真ん中から沈めて試合を決めた。
 
【吉本ひかるの優勝クラブセッティング】
1W:テーラーメイド ステルスプラス(10.5度/スピーダー569 TR2 R プロトタイプ 44.5インチ)
3W:テーラーメイド ステルス(15度/スピーダー569 EVO7 R)
5,7W:テーラーメイド ステルス(18,21度/スピーダー569 EVO7 SR)
4,5U:テーラーメイド ステルス(22,25度/MCH 60-S)
6I~PW:ミズノ Mizuno Pro 225(MCI 70-S)
52度:ミズノ Mizuno Pro S18(MCI 70-S)
58度:ミズノ Mizuno Pro S18(N.S.PRO V90 R)
PT:オデッセイ O-WORKS ブラック #1(MC PUTTER X-FIRM)
BALL:ブリヂストン TOUR BX

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