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平瀬真由美とイ・ボミ 二人の賞金女王が支えた竹田麗央の初優勝

21歳の大器・竹田麗央が地元でツアー初優勝。二人の元賞金王の言葉が力になった。

所属 ライター
臼杵孝志 / Takashi Usuki

配信日時:2024年4月15日 10時00分

<KKT杯バンテリンレディス 最終日◇14日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6518ヤード・パー72>

3打差を逆転してツアー初優勝を果たした竹田麗央を二人の賞金女王が支えていた。一人は竹田の母・哲子の妹で、1993、94年に二年連続で賞金女王に輝いた平瀬真由美。大会前の9日に合志市内の実家で竹田と会った平瀬は「優勝は取りに行って取れるものじゃない。勝とうと思うとすり抜ける。優勝は自然と来るもの」と話したという。結果を求めすぎて何度も優勝争いの最終日に失速していた姪っ子へのツアー通算18勝の叔母からの助言だった。

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「まだ勝とうと思って勝てるレベルじゃない。今回は首位の岩井明愛さんが急に乱れて、転がり込んで来たような優勝。たくさん悔しい思いをしたほうが強くなる。あの日は麗央に聞こえるように私の父と話していたんです。でも、本当に良かった。自分のゴルフを貫き通したと思います」

テレビ解説を務めた大会で、同じプロゴルファーの姉が育てた姪っ子が目の前で優勝。竹田が「(平瀬の言葉は)すごく心に残った。今までは優勝を意識しすぎていた。きょうは何も考えずにプレーした」と話していたことを知ると、「ちゃんと聞こえていたのかな」と優しくほほ笑んだ。

もう一人は昨年限りで日本ツアーを引退したイ・ボミ(韓国)だ。竹田にとって2015、16年の元女王は幼いころからのあこがれだった。昨年限りで日本ツアーを引退したボミの10月のラストゲームでは号泣。そのボミから前夜に「自分を信じて」というメッセージが届いた。「これまでにお誕生日おめでとう、とかのメッセージはあったけど、ゴルフのことで来たのは初めて。そのことだけを考えてプレーしました」。サプライズの心遣いが何よりの励みとなった。(文・臼杵孝志)

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