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「曲がってチャンスにもつかず…」 古江彩佳は池ポチャダボなど痛恨『75』で後退

単独首位から出た古江彩佳が、ダブルボギーなどを喫する「75」で後退した。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年9月27日 12時20分

<日本女子オープン 2日目◇27日◇大利根カントリークラブ 西コース(茨城県) ◇6845ヤード・パー72>

7アンダーの単独首位からスタートした古江彩佳だったが、2日目は一転、苦しい一日を過ごすことになった。

最後は山下美夢有とハグ【写真】

問題視したのはティショット。「フェアウェイキープができなかった。ほとんど曲がってしまいチャンスにもつかず終わりました」。右に出始めたショットを気にしすぎて、今度は左へ…。そんな負の連鎖にはまりこんだ。

それを象徴したのが、1つ落として迎えた後半の5番パー5。ティショットが右に待ち構える池に消えた。処置後の3打目をレイアップし、79ヤードから58度のウェッジでグリーンを狙った4打目もオーバーしていった。最後は3メートルのパットも外し、痛恨のダブルボギーを記録してしまった。1バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「75」と、3ストローク落としたままホールアウトした。

「65」を出した前日から“予兆”はあったという。「きのうの時点で、スコアはよかったけど安心しきれるショットではなかった。それが直りきってないうえに、(雨、朝露など)水でなかなか思うように打てなかった。それでプラスして悪くなってしまって」。さらにグリーンのスピードも落ちたことで「逆にやりづらさを感じた」。ティショットを左奥に外した16番パー3では寄らず入らずのボギーを喫するなど、改めて大利根の芝の厄介さも痛感した。

ただそのなかでも、3メートルほどのパーパットを沈めてしのぐ場面もあったり、踏みとどまった部分もある。「あとは自信を持って打てるかどうか。芝との兼ね合いがうまくできれば」。ラウンド後にはすぐさま修正に乗り出し、それを決勝ラウンドでの再浮上につなげていく。(文・間宮輝憲)

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