開幕戦で撮影!稲見萌寧のドライバースイング
■難コースで大事なことは、ワンランク上のマネジメント
小樽といえばツアー屈指の難コース。キャディとしてコースを4日間歩いた辻村氏も「メジャーのようなセッティングで、日本で一番、神経を使うコースです」と攻略の難しさを語る。
木がスタイミーになるレイアウトや風、洋芝のラフに入れてはいけないというプレッシャーなどからもティショットの落としどころはより狭く感じられ、グリーンには細かいアンジュレーション。「ピンポジションに応じて、ティショットから狙いどころが変わります。“次の一打をどこから打つか”というアングルを常に意識するマネジメントが重要です」
どのようにバーディパットを打つかを逆算して、そこに乗せるためにはどこから2打目を打つか。より一歩先を見据えたマネジメントを強調した。
■ボギーを打たないことが“最高の攻め”
稲見は3番パー4でボギーが先行。だが、6番パー5でスコアを戻すと、9番パー5でもバーディを奪ってサンデーバックナインに突入した。折り返して13番パー5でもバーディ奪取。トータル9アンダーで山下美夢有、藤田さいき、吉田優利と並ぶ混戦模様を呈していた。