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100試合の節目に連覇 稲見萌寧が“連続女王”へ追い上げ開始

100試合の節目に連覇 稲見萌寧が“連続女王”へ追い上げ開始

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2022年8月28日 17時34分

稲見萌寧がついにタイトル防衛 表彰式で笑顔がはじけた
稲見萌寧がついにタイトル防衛 表彰式で笑顔がはじけた (撮影:佐々木啓)
ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日◇28日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6655ヤード・パー72>

プロ転向後100試合目。稲見萌寧がその記念すべき大会を逆転で制し、今季2勝目、通算で12勝目を飾った。加えて今回は自身初となる大会連覇。「北海道はいいイメージです」と笑顔がはじけた。

ゆめぴりかと稲見萌寧【写真】

首位と2打差からのスタート。序盤でボギーが先にきたが、風が強まっていくなかで落ち着いたプレー運びが際立った。3つのバーディを重ねると、終盤は山下未夢有との一騎打ちに。トータル9アンダーの首位タイで迎えた16番パー4で明暗が分かれた。

小樽名物の最難関ホール。「16に入るまで、ずっと16でどうやってパーを取ろうというのが頭にあった。ティショットは余計に狭く感じました」とプレッシャーとの戦いのなかにいた。この時点でリーダーボードを確認。優勝争いの相手は同組の山下に絞られていたこともわかっていた。

「やり切るしかないと思った」と重圧のなかで振り抜いたドライバーはフェアウェイをキープ。狙った場所に置くことによって一度は安心したが、グリーン右に大きな池が待ち構える難局面で、「風とかもあって、ピンに行ける状況ではなかったので、その部分で悩んだ」と迷いの中で放った2打目はグリーン左に外れた。

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