ティによるボール軌道の違いについて詳しく聞いてみた。「ティを低くすることで少しダウンブローになりやすい。そうすると低いフェードボールが出るので、左サイドに打ち出したいときでも安定してフェアウェイキープができる感じがします。フェアウェイが硬いコースはキャリーを出さなくてもコロがってくれるので、太いティを使っています」
超難関の小樽カントリー倶楽部では、フェアウェイキープは必須。フォローの風が強いときや、フェアウェイが広く感じたときは木のティを高くセットするが、「この洋芝のコースはどうしてもフェアウェイを外したくない」と、9割は太いティを使っている。
2日目のフェアウェイキープ率は85.7%。秘策の効果はテキメンだ。決勝ラウンドも青木のティショットに注目しつつ、アマチュアのみなさんも試してみてはいかがだろうか。
