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西村優菜がリベンジVで弾み 海外メジャー2連戦へ「いい経験で終わりたくない」

西村優菜がリベンジVで弾み 海外メジャー2連戦へ「いい経験で終わりたくない」

所属 ALBA Net編集部
河合 昌浩 / Masahiro Kawai

配信日時:2022年7月10日 17時05分

勝負強さが光った西村優菜 上昇気流に乗って海外メジャー2連戦へ
勝負強さが光った西村優菜 上昇気流に乗って海外メジャー2連戦へ (撮影:鈴木祥)
ニッポンハムレディスクラシック 最終日◇10日◇桂ゴルフ倶楽部(北海道)◇6763ヤード・パー72>

2日目に首位に立った西村優菜が、そのまま首位を守って優勝を遂げた。「一時は苦しい展開だった」という今季2勝目だった。

最終局面で放った「100点満点」のバンカーショット【写真】

2位に3打差でスタートした最終日。前半で1バーディ・ボギーなしとリードを保ち、逃げ切り態勢を整えたかに見えた。しかし、後半12番と13番で連続ボギーを叩き、猛追してきた野澤真央に並ばれる。結果、2位の野澤とはたったの1打差と辛勝だったが、4日間でホールインワンがひとつ、奪ったバーディが19でボギーが3つ、トータル18アンダーは大会レコード記録だった。

苦しい場面でも笑顔を絶やさず、メンタルをコントロールしての勝利だった。圧巻だったのは、ボギーを叩けば2位の野澤に再び並ばれるという18番最終ホールのパーセーブだった。2打目がグリーン右サイドのバンカーに入り、左足上がりの難しいライ。絶対にピンに寄せなければならない、勝負の分岐点となるバンカーショットだった。

「得意かどうかは分かりませんが、バンカーショットは好きなんです。18番の状況は、グリーンとバンカーの間が3ヤードくらい。ショートして(手前の)ラフに吸収されると、ボールが前に行かないので、グリーンをしっかりとらえたい。砂はやわらかくて重かったので、しっかり開いて振り抜きました。ゆるむと手前に落ちるので、それだけはないようにと振りました」

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