■好調二人はメジャーでも活躍の期待大
ショットメーカーが有利となれば、当然名前が挙がるのが今年9戦4勝の稲見萌寧。前週の「パナソニックオープンレディース」では1打足りず優勝を逃したが、フェアウェイキープ率9位、パーオン率2位とスタッツを見てもまさにうってつけといえるだろう。
また、大西氏は状態の良さも理由として挙げる。「普段の稲見さんは練習のときは特段いいという感じではないのですが、試合に向かうにつれてどんどんギアが上がっていくタイプです。ですが、今週は火曜日の練習からすごく状態が良さそうでした。仕上がっているな、という感じがしましたね」と優勝するたびに「獲りたい」といい続けている悲願のメジャータイトルへ死角はなさそうだ。
そして、21年2勝の小祝さくらの名前も候補に挙げる。「ショット力は言わずもがなですが、先週は姉弟子の上田桃子さんが優勝して、“私も続く!”という気持ちがあると思います。こういう刺激は勝負どころで背中を押してくれる。今週はプレッシャーがかかった場面での小祝さんに注目してみてください」。
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