2位と3打差をつけて首位から出た田中瑞季は、3バーディ・4ボギーでトータル10アンダーと優勝スコアに1打届かず。最後の18番で決めればプレーオフというところまで食らいついたが、あと一歩足りなかった。
そんな田中が「流れが変わってしまった」と話すのが、11番のボギー。「8番でベタピンのバーディが獲れて、というところで3パットをしてしまった。勝負どころのパットで緩む癖がまだある。直したい」と“ここから”というところでつまずいたホールに悔しさをにじませた。
3人が挙げた9番から13番までの5ホールは全て5番目以上の難易度を誇り、1番ホールはこの日3番目、12番ホールは5番目タイ。最難関9番からのカメリアヒルズ版“アーメンコーナー”で勝負の明暗が分かれるかたちとなった。