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今後もPCR検査続行? 感染者が出たらどうする? 会見で分かったアースとJLPGAそれぞれの“信念”

今後もPCR検査続行? 感染者が出たらどうする? 会見で分かったアースとJLPGAそれぞれの“信念”

配信日時:2020年6月23日 18時15分

練習日初日になった23日には、会場で選手、キャディ、関係者らへのPCR検査を実施。これは「主催者なので(費用は)負担すべきものととらえている」とアース製薬の主導で実現した。「何よりも全員にPCR検査が可能になったのがありがたい」と大塚会長。事前に感染状況が把握できることが、一つの安心材料となる。

また大塚会長は検査導入のためかかった費用について、「(無観客試合のため)ギャラリースタンドもなく、バイトやボランティアもいない。プロアマも前夜祭もないので、PCR検査の分を負担しても、トータルの経費としてはかなりの減額。経済的には逆に楽になった」とその内実について明かした。

今後の大会での検査実施については、小林会長は「柔軟に対応。来月も試合がないので、その後の全国の感染状況も分からない。検査内容や費用についても柔軟にいきたい。(アース・モンダミンカップが今後の)モデルになるとは考えていない」と、“継続”に関して明確な答えは出なかった。

■新型コロナ感染者が出た場合

先週行われた米国男子ツアー「RBCヘリテージ」では、事前検査では全選手が陰性判定だったものの、大会途中でニック・ワトニー(米国)の新型コロナ感染が発覚した。

同様のケースは当然今回も考えられ、規定にはその場合“中止を検討する”ことも明記されている。これについて小林会長は「行動記録、検温も実施しており、アドバイザー、保健所との協力体制も万全。すぐ判断できると思う」と説明。米ツアーでは、ワトニーが途中棄権し、そのまま大会を続行したが、今大会で起きた場合についても「そういう進め方もある」とうなずいた。

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