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大振りしがちなアマ必見! 成田美寿々のパンチショット【女子プロの匠】

大振りしがちなアマ必見! 成田美寿々のパンチショット【女子プロの匠】

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年2月7日 07時00分

「あのまま続けていたら大変だったと思う」と辻村氏が語るほどの不振となっていたが、成田は自分の持ち味で強さを取り戻した。「右耳から左耳くらいまでの振り幅、いわゆるスリークォーターの振り幅のパンチショットにしたことで全身が1つの方向にぎゅっと凝縮しました。成田さんは体が強いからこそ、どこかがブレるとバラバラになりやすい」。コンパクトというわけじゃないが、振り幅を減らしたことでバランスを取り戻した。

「勘違いしないでほしいです」と辻村氏がいうのは『パンチショットだと飛距離が落ちる』という認識。「振り幅が小さいから飛ばないと思っているかもしれませんが、エネルギーを凝縮しているから、特にアマチュアの方は大振りするより飛ぶ可能性は十分にあります。だから、ラインを出したいとき、風が強いとき以外でもどんどん試してほしい技術です」。

そんな成田のパンチショットで、特に注目してほしいのがヘソだという。「ヘソがピンと正対した時にヘッドがピタっと決まるフィニッシュがお手本です。そのためには“パンチ”ショットだからといって、クラブをボールにぶつけていく、いわゆる手打ちになってはダメです。体のバランスがバラバラになります。ヘッドの重量を利用してクラブを下ろしてきてください。その上でヘソの前にクラブがある感覚を持って大振りしなければ、いいショットが打てるはずです」。ヘソがブレれば、ショットがブレる。そのヘソを安定させるにもパンチショットが有効だ。

「成田さんだけでなく、様々な理由でプロでも大振りになることがあるということ。パンチショットは風の強い日にも有効なことはもちろん、スイングの矯正としても有効です。“パンチ”の名前にだまされず、力まずに振れば大きな武器になると思いますよ」

解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくら、吉田優利などを指導。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。著書には『ゴルフ トッププロが信頼する! カリスマコーチが教える本当に強くなる基本』(河出書房新社)がある。

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