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見ごたえあった最終組の戦い 緊迫の優勝争いで見えたそれぞれの“想い”【辻にぃ見聞】

見ごたえあった最終組の戦い 緊迫の優勝争いで見えたそれぞれの“想い”【辻にぃ見聞】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年11月5日 12時00分

「戦う相手との差を感じるのは、なかなかできないこと。しかも最終日最終組のプレッシャーのなかで感じることは、もはや理屈では言えないもの。経験するしかないですから」。この優勝争いが、今後の成長の糧になると辻村氏も信じている。

小祝は大会中、ショットの際に「コーチに言われて、今は“ピンに氣を通すこと”を意識しています」という表現をしていた。これについてさらに聞かれると「言葉にするのは難しい」と前置きしながらも、アバウトにではなく、ピンを差すために集中していくイメージを説明していた。

今季初優勝をおさめたが、その後、「CAT Ladies」での予選落ちなど2カ月ほど「ショットが散っていた時期もありました」(辻村)と苦しい時間も過ごした。だが「そこで修正できた部分もあるし、練習内容を明確にできたから、決して無駄な時間ではなかった」と、今“コーチ”は振り返る。そして、2勝目への「最後の1ピース」が、小祝も話した“ピンへの集中力”だと辻村氏も口にする。

「体のコンディションもいいし、技術もあがっている。そして、ピンを差す精神もついてきたから、心・技・体のバランスはすごくいいと思います。残り試合でチャンスがまた回ってくると思います」。そう言って、再び優勝争いへの挑戦権を得ることに、自信をみせた。

解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ”。著書には『ゴルフ トッププロが信頼する! カリスマコーチが教える本当に強くなる基本』(河出書房新社)がある。

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