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頭痛、ノド痛…体調不良も渋野日向子は3打差好発進 グリーン周りで魅せた18ホール

頭痛、ノド痛…体調不良も渋野日向子は3打差好発進 グリーン周りで魅せた18ホール

配信日時:2019年8月9日 19時16分

<北海道meijiカップ 初日◇9日◇札幌国際CC 島松コース(北海道)◇6531ヤード・パー72>

早朝から強い雨が降るなか、多くのギャラリーが集まった札幌国際CC島松コース。10時を過ぎるころには、その人たちが1番ティイングエリアをぐるりと囲む。そんななか10時30分過ぎに、渋野日向子、成田美寿々、小祝さくらが登場。大きな拍手が起こった。注目を一身に集める渋野は、「先週のAIG全英女子オープン優勝 渋野日向子」というスタートコールとともに、コースに飛び出した。この直前には、降り続いていた雨もピタリと止んだ。

小祝さくらと楽しそうにおしゃべりでリラックス【大会フォト】

渋野にとって今週の試合は、英国での激戦を終え、すぐさま迎える大会。優勝したことで帰国後には大フィーバーが巻き起こり、慣れない毎日を送った。その結果、前日のプロアマ後は練習もしないでコースを後にするほどの疲労がのしかかっている。この日も、「頭とノドが痛いし、体がしんどい」と、ベストコンディションとはほど遠い状態でのプレーとなった。

1番では、いきなりのボギーを喫した。ここは「セカンドでどれくらい飛距離が出るかなど、分からない部分も多かったし仕方ないと思っていました。アプローチ練習もしましたが、感覚もグリーンの状態も分からなくて」と割り切ったが、その後も1バーディ・1ボギー。アンダーパー圏内に入れないまま、1オーバーでハーフターンを迎えた。

45分ほどあったインターバルでは、30分を睡眠に費やした。「ラウンド中に寝たのは初めてです。寝ている途中は完全に意識がなかった」。ホールをこなしても、しんどさは抜けなかったが、この睡眠でプレーも“目を覚ました”。

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