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【勝者のギア】東北高出身の大江香織、7本木セットで地元V「硬いグリーンでも止められる」

【勝者のギア】東北高出身の大江香織、7本木セットで地元V「硬いグリーンでも止められる」

配信日時:2018年9月24日 16時17分

契約フリーの大江香織、地元で見事に勝利!
契約フリーの大江香織、地元で見事に勝利! (撮影:村上航)
<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 2日目◇22日◇利府ゴルフ倶楽部(6,534ヤード・パー72)>

「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は、7アンダーからスタートした大江香織がトータル10アンダー、2位のアン・ソンジュに2打差をつけてツアー3勝目を挙げた。

【写真】大江香織の勝利を写真でプレーバック!

山形県出身で東北高校卒業の大江にとって、仙台開催の今大会は特別な試合だった。「ジュニアの時から一番身近だったプロの試合。プロデビューもこの大会でした。でも、特別だと意識すると、変なプレッシャーを受ける。今だから言えるのは、やっぱり特別な大会。それだけに優勝したことが信じられない」

小さい頃から身近だったが、何よりも2003年に当時18歳だった宮里藍が30年ぶりのアマチュア優勝を飾ったことが、大江には鮮烈な記憶として残っていた。いつか自分も「藍さんのように、あの大会で勝ちたい」。それまでただ漠然とゴルフの練習を“やらされていた”中学時代の大江を変えたのがこの試合だった。

優勝のターニングポイントは14番パー4だった。4mのバーディパットを沈めると、佐伯三貴が1.5mのパーパットを外し、ついに単独首位に立った。そのまま逃げ切り最終的に2打差をつけたが、大会を通して大江を支えて見えたのはUTだ。

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