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連覇かかる西郷真央 メジャーで見つけた課題と自信「優勝目指したい」

西郷真央が今季3度目のタイトル防衛戦に挑む。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年4月27日 14時43分

タイトル防衛を狙う西郷真央。
タイトル防衛を狙う西郷真央。 (撮影:鈴木祥)

<パナソニックオープンレディース 事前情報◇26日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6656ヤード・パー72>

海外メジャーから帰国したばかりの西郷真央がタイトル防衛戦に臨む。予選を突破したものの、決勝ラウンドでスコアを崩し65位に終わった「シェブロン選手権」から4日。火曜日に帰国し、「ちょっとまだ時差ボケがあって眠い」というなかで、連覇への挑戦を開始する。

先週は悪天候による順延続きのなかでも第2ラウンドを終えて25位タイ。上位を狙える位置にいながら、第3ラウンドを「78」、最終ラウンドは「79」と36ホールで13打も落とした。「3日目まではショットに関してはいい感じで、パッティングが決まらなくなっていった」と、そこからはショットもかみ合わずに、悔いが残る4日間となった。

昨年大会を制した資格で今年は3月の米ツアー「HSBC女子世界選手権」にも出場。昨年末に陥ったドライバー不振からの脱却を図りながら、ここまで戦ってきた。メジャーの舞台でも、徐々に回復傾向を実感。昨年出場した海外試合の経験もあってコースマネジメントには成長を感じたが、「グリーン回りは昨年と同じように課題を感じた」とショートゲームの重要性を再認識した。

今年は米ツアー予選会にも挑戦する意向を示しており、ここから調子を上げたいところ。「ティショットに関してはちょっとずつ、長い目でやっていきたい。グリーン周りはクラブもいろいろ試してみたり、そういったものから探ったりしていきたいです」と、足りない部分を埋めていく作業にも入っていく。

とはいえ、「焦らずにやっていきます」とやるべきことを地道にこなしていく構え。その中でも「フェアウェイからロングアイアンで打っても止まらないというのはなくて、バーディチャンスにつけられていた。そこは自信を持っていいかなと思います」とメジャーの舞台では収穫もあった。上向きな部分はさらに伸ばしていくつもりだ。

今週のディフェンディング大会では「優勝を目指したいし、来週は去年悔しい思いもしたので、しっかり予選通過して4日間できる状態にはもっていきたい」と来週の国内メジャーも見据える。2週にわたる大事な戦いで、米国からのお土産をフル活用していく。

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