ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

狭めフェアウェイを完全攻略 日本一“曲がらない”男・稲森佑貴がV戦線急浮上

日本一曲がらない男がプロNO.1決定戦で本領発揮だ。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2024年7月6日 15時10分

フェアウェイキープ率100%。稲森佑貴が「64」で急浮上した
フェアウェイキープ率100%。稲森佑貴が「64」で急浮上した (撮影:上山敬太)

<日本プロゴルフ選手権 3日目◇6日◇富士カントリー可児クラブ 志野コース(岐阜県)◇7164ヤード・パー71、7201ヤード・パー72>

“日本一曲がらない”男、稲森佑貴が急浮上だ。1イーグル・6バーディの「64」と爆発し、25位からトータル12アンダー・4位タイにジャンプアップ。優勝戦線へ名乗りを上げた。

単独首位は22歳ルーキーです【写真】

3日目を振り返り「ピンチが少なかった」と話す。1番パー4でバーディ発進を決めると、3番パー4では131ヤードのセカンドをピッチングで放つと、見事カップイン。イーグル奪取となった。その後も波に乗り続け、後半13番から3連続バーディも決めた。「長いパーパットは無かった」と話すほど危なげないラウンドとなった。 

多くの選手が『フェアウェイが狭い』と口をそろえる初開催コース。“稲森流攻略ライン”を見出したことも大きい。ドッグレッグにアップダウンもあり、稲森をもってしても「狭いところは全然ある」と感じているが、「そっちの方向に打っておけばかなり広い、抜け道みたいなところがある」とグリーン上から逆算してくことで狙いどころを絞れている。

そのラインは「その時の調子」と相談しながら決めるとも話す。「朝の練習場でフェード気味だったので、きょうはフェードの日にしてプレーしていました」。そのフェードを受け入れたことも奏功。「(コースは)フェードの方が打ちやすい」とこの日のフェアウェイキープ率は65人中唯一となる“100%”。3日間を通じて88.095%とダントツだ。日本一曲がらない男の面目躍如といえる。

メジャーに強い男はこれまで「日本オープン」で2勝を挙げる。メジャー3つ目のタイトルが見える位置に「意識はすると思います」と話しつつも、「あまり考えず普通に行こうかな」と淡々。プロ日本一を決める岐阜決戦。経験豊富な“曲がらない”男は最終日、怖い存在になりそうだ。(文・齊藤啓介)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト