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今年のダンロップフェニックスは75yアップ、コース改良も 世界で戦った青木功が監修「3~4の選択肢を引き出すセッティング」

コースセッティングの改良が発表され、翌日には報道陣が実際にコースを体験するメディアデーも実施された。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2025年11月18日 11時00分

今年のダンロップフェニックスではコースセッティングの改良がされた
今年のダンロップフェニックスではコースセッティングの改良がされた (撮影:米山聡明)

終盤戦を迎えている国内男子ツアーは、今週20日から「ダンロップフェニックストーナメント」が行われる。その開催に先がけ、10月27日には宮崎県のフェニックス・シーガイア・リゾート内で記者会見が行われ、コースセッティングの改良も発表。翌日には報道陣が実際にコースを体験するメディアデーも実施された。

〈写真〉松山英樹の最新スイング クラブを高く上げて飛距離アップしている!?

会見には、昨年から名誉トーナメントアドバイザーを務める国内ツアー通算51勝の青木功のほか、フェニックス・シーガイア・リゾート取締役副社長の片桐孝一氏、公益社団法人宮崎市観光協会常務理事兼事務局長の長田将明氏、ダンロップフェニックストーナメント・トーナメントディレクターの中森一将氏、フェニックスカントリークラブ総支配人の白濵孝浩氏が登壇した。

今回の改修テーマについて中森氏は「世界基準のコースセッティングと日本人選手の育成、精神力を引き出すことを狙いに行わせていただいております」と説明。青木は会見以前にもコースに足を運び、計5回のコース確認を行ったという。

会場となるフェニックスカントリークラブは、1974年の大会初年度から舞台となってきた名門コースだ。特に大きく変わったのは総ヤーデージで、昨年の7042ヤード(パー71)から75ヤード延び7117ヤード(パー70)に設定された。パー70での開催は2007年大会以来となる。

距離が変更されたのは1番、2番、4番、7番、15番、17番の計6ホール(※)。なかでも2番、7番、15番、17番ではフルバックティ後方に新たなティイングエリアが設置され、戦略性向上のためフェアウェイ位置なども改修された。青木は一部ホールについて詳細を語った。

フェアウェイラインが真っすぐで、グリーン奥にホテルを望む“ビューホール”の2番では、左サイドのバンカー周辺を8ヤード左へ、右サイドは5ヤード左へ移動。左サイドが広く見えるように変更された。「スライスボールで左の松の木から攻めたほうがフェアウェイに行きやすい」と攻略ポイントを挙げる。

チャンスホールのひとつである7番(パー5・540ヤード)は、2打目地点左のバンカー周辺がラフからフェアウェイに変更。転がりが止まりにくくなったことでバンカーに入りやすくなった。「強いフックを打つと左バンカーに入ります。入ると(グリーンに)乗りにくい。バンカーを避けようとすると飛ばなくなるので、飛ばないならアプローチでバーディチャンスにつけてください」と話した。

フェードボールで右バンカーを越え、左バンカーを避けてフェアウェイに運べば2オンを狙いやすいが、刻んだり風の影響で飛距離が出ない場合は3打目勝負となる。「パッティングが上手い人なら、いろいろな攻め方でスコアは作れる。2オンを狙ってもいいし、アプローチでバーディを取ってもいい。3~4の選択肢を引き出すためのセッティング」と、選手の対応力を試す意図を説明した。「いろいろなところで選手のプレーを期待して見てもらえたら」とも語った。

実際にプレーしてみると、まず苦戦したのはフェアウェイとラフの芝質だった。同コースはティフトン芝にペレニアルライグラスをオーバーシード。フェアウェイはわずかに手前から入るとクラブが滑らずダフリやすく、ラフは粘りが強いためクラブが絡み、狙った方向に打ちにくい。

ホール両サイドにOBこそないが、松林が多く圧迫感があり、フェアウェイが狭く感じるうえにバンカーも効いている。ティショットでプレッシャーを感じるホールが多かった。なかでも最難関と言われるインコースの10番(パー4・490ヤード)、12番(パー4・465ヤード)、15番(パー4・487ヤード)は、いずれも距離が長くチャンスにつけにくい。

さらに17番パー3(200ヤード超)は、グリーン左前に池、右にはバンカーがあり、そのバンカー内には松の木が3本立つ難度の高いショートホールだ。最終18番は右ドッグレッグのパー5で、2打目地点の両サイドとグリーン周りにバンカーが配置されている。簡単には2オンさせない設計で、最後にスコアが動く展開も予想される。

フロントナインでどれだけ耐え、どこで伸ばすか。よりタフに生まれ変わったセッティングの中で、選手の潜在能力を最大限に引き出すコースになっている。(文・高木彩音)

※【距離が変更されたホール一覧】
1番パー4:386ヤード→416ヤード
2番パー4:436ヤード→468ヤード
4番パー4:567ヤード→512ヤード(昨年はパー5)
7番パー5:521ヤード→540ヤード
15番パー4:465ヤード→487ヤード
17番パー3:186ヤード→213ヤード
総ヤーテージ:7042ヤード(パー71)→7117ヤード(パー70)

【芝種】
フェアウェイ:
グリーン:ベントグラス

【刈高】
ファウェイ:12ミリ(幅25~30ヤード)
ファーストカット:なし
ラフ:35ミリ
グリーン:3.5ミリ(予定)

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