その取り組みは、寄付だけにはとどまらない。開催地との連携による地域活性化を図るほか、次世代を担うジュニアゴルファーの育成支援など、多角的な社会貢献活動にも取り組んでいる。
開催前の水曜日にはキッズイベントが開催され、地元の子どもたちが目を輝かせた。宮里優作や、推薦で出場した成田美寿々らが登場。実際に幡地隆寛ら、プロがアプローチ対決などを行い、その技を見せつけた。そこにサプライズゲストとしてワトソンも登場。ワンオンチャレンジでは、豪快なドライバーショットを披露し、その迫力にどよめきが起こった。プロとジュニアが交流を楽しんでいる姿が印象的だった。
イベントにも参加した成田は、「一生懸命立ち向かっている姿を見せられたと思うけど、もっと面白いゴルフを見せられなかったのがすごく悔しい。また違う機会に見てもらえたらと思います」と地元ギャラリーへ向けて語った。最終日に「63」をマークし、会場を沸かせた宮里も、「能登の方も楽しんでいただけたと思う。でも、これからが大事。またテレビなどで頑張る姿を見せれば、能登の方の楽しみも増えるのではないかなと思う」と話していた。
来ていた人たちの笑顔を見ると、この4日間が、被災地の人たちの力になったと感じた。ゴルフを通じて地域を元気にする。そんなチャリティイベントが、これからも増えていくことを期待したい。(文・高木彩音)
