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シャフトはS、1Wは「逃がせる」ヘッド “難しいクラブは入れない”石坂友宏の流儀【勝者のギア】

悲願の初優勝を挙げた石坂友宏の勝者のギアに迫る。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年4月13日 16時30分

悲願の初優勝を挙げた石坂友宏の勝者のギアに迫る(撮影:米山聡明、ALBA)
悲願の初優勝を挙げた石坂友宏の勝者のギアに迫る(撮影:米山聡明、ALBA)

プロ8年目の石坂友宏が、涙のツアー初優勝を挙げた。契約プロとしてオールテーラーメイドのセッティングを携え、稲森佑貴とのプレーオフを制した。

【写真】石坂友宏のやさしいセッティング

クラブ全体を見渡せば、“やさしさ”を軸に据えた顔ぶれが並ぶ。ウッド類は『Qi4D』のノーマルタイプ。アイアンには、軟鉄鍛造でありながら寛容性を追求した『P8CB』を選択した。

ドライバーでノーマルモデルを手にする理由も明確だ。「やさしく逃がせるから」。無理に球をつかまえにいく動きはしなくていい。それこそが、石坂にとっての“やさしさ”だ。

さらに興味深いのがシャフト選び。フレックスは“S”を使用する。アマチュア時代から変わらぬ選択で、「やさしく振りたい。自分でやさしくつかまえていきたいという感覚です」と語る。

チップカットを施しているとはいえ、男子プロでは珍しいフレックス帯だが、「Sで十分」と当たり負けはしない。しなりを生かして切り返しのタイミングを取り、「シャフトを走らせたい」という意図も、この選択に込められている。

一方で、地面から打つフェアウェイウッドは事情が異なる。Sではつかまり過ぎる傾向があるため、フレックスは“X”としている。

今大会でのパーまたはそれより良いスコアで上がった確率を示すパーキープ率は、第2ラウンドで全体1位の100%、最終ラウンドでも94.444%で3位に入り、安定感は数字にも表れていた。“やさしさ”を突き詰めたセッティングが、歓喜の瞬間を引き寄せた。

【石坂友宏のセッティング】※すべてテーラーメイド
1W:Qi4D(10.5度グラファイトデザイン PT 6-S)
3.5W:Qi4D(15.18度グラファイトデザイン PT 6-X)
7W:Qi4D(21度グラファイトデザイン PT 7-X)
4.5I:P770(日本シャフト NSプロ プロトタイプ S)
6~P:P8CB(日本シャフト NSプロ プロトタイプ S)
52.58度:MG5(ダイナミックゴールドEX ウェイトロック ツアーイシュー)
PT:スパイダー TOUR Z Z3
BALL:TP5X

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