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賞金ランク1位の意地が垣間見えた“66” 金子駆大が最高の形で戴冠へ「頑張るだけ」

賞金ランキング1位の金子駆大がV争いへ。賞金王戴冠へアクセル全開だ。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2025年12月6日 16時15分

金子駆大が有終の美を飾るべく上位に浮上した
金子駆大が有終の美を飾るべく上位に浮上した (撮影:鈴木祥)

<ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目◇6日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7002ヤード・パー70>

賞金ランキング1位の底力が光った一日だった。優勝で賞金王戴冠というシナリオを実現するべく、金子駆大が首位と3打差の6位までリーダーボードを駆け上がってきた。

≪写真≫賞金王最有力 金子駆大が愛用する14本

1番ではティショットを左に曲げるピンチがあったほか、その後もショットで手を離す場面が多く「感覚の合わない」前半となった。

それでも7番までにスコアを2つ伸ばし、要所でチャンスをものにしていった。8番パー3ではティショットで再び手を離してグリーンオーバー。かなりフラストレーションが溜まっていた様子だった。奥からは下りのラインとなるため、警戒したアプローチはショートしてボギー。しかし、スコアを落としたのはこれが最後だった。

「スイングのイメージを変えた」という後半では、上がり3ホールで圧巻の3連続バーディ。終わってみれば「66」の好スコアをマークし、賞金ランクトップに立つ所以(ゆえん)を見せつけた。

初日は2オーバーで出遅れたものの、2日目以降は60台をそろえ、着実にギアを上げてきた。獲得賞金額は1億1613万1916円。3位の蟬川泰果は8403万4786円、4位の大岩龍一は8316万4544円で、いずれも3000万円以上の差がある。蟬川と大岩は優勝が絶対条件であり、金子が圧倒的有利な立場で最終戦を迎えている。

とはいえ、下位での戴冠では締まりがない。好成績で賞金王を決めたいという気概を感じさせる上がりの3連続バーディだった。試合中は感情をあまり表に出さないタイプだが、名物の18番ホールで決めたバーディには大きなガッツポーズも飛び出した。

「最後まであきらめずに、上を目指して頑張るだけです」。長らく賞金ランキング上位を走り、11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」の優勝でトップに浮上した。充実の2025シーズン。有終の美を飾りたい。(文・齊藤啓介)

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