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日大出身の出利葉太一郎が“第二の父親”&新ウェッジと初Vへ 「心配がないのは、すごく強み」

国内男子ツアーの会場でキャロウェイ「OPUS」ウェッジの新バージョンを発見!

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2025年6月26日 06時41分

出利葉太一郎が、高橋竜彦と初タッグ
出利葉太一郎が、高橋竜彦と初タッグ (撮影:山代厚男)

<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 事前情報◇24日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇6956ヤード・パー71>

プロ2年目で日大ゴルフ部出身の24歳・出利葉太一郎が、同大学出身の国内ツアー通算2勝の51歳・高橋竜彦と初タッグを組んで挑む。

【写真】第二の父親・高橋竜彦に教わる出利葉太一郎

キャディを務める高橋は、「僕のお父さんと、もともと一緒にゴルフしていたんですよ」と出利葉の父親と同級生で、学生時代はともに戦っていた戦友だ。そのつながりで、出利葉が大学時代の「タイミングでお会いして、そこからお世話になっています。第二の父親的存在です」と、プロになってからは練習ラウンドをともに行ったりする関係になった。

さらに去年の国内シニアツアーの「福岡シニアオープン」では「キャディしました」と逆タッグの経験があり、「それでサトウ食品のキャディやるよって言ってくれて、その一言で決まりました」と今回の結成につながった。「本当に心強いので、楽しみな1週間なので頑張ります」と意気込みを示した。

開催前の練習日では練習場で高橋が出利葉のスイングチェックを行なったり、グラファイトデザインの新作と思われるツアーADシリーズの『FI』のテストも実施。「本当に心強いので、楽しみな1週間なので頑張ります」と意気込みを示した。

今季はQT55位で下部のACNツアーが主戦場になっており、まずは第1回リランキングの突破が目標。今年、レギュラーツアーは3試合目となり、後半戦に向けて、成績を積み重ねたいところ。

そんな出利葉のキャディバッグを除いてみると、下部ツアーの「LANDIC CHALLENGE 12」(15位)から投入しているという、見慣れないキャロウェイのウェッジがあった。同社の担当者は「詳細は明かせないのですが…」と口ごもる。

ウェッジには『OPUS SP』と刻印されており、現在ある『OPUS』の新作と思われる。「3週間前にテストをして、打感が柔らかく、(ボールとフェースの)食い付き感がすごいあった。そのとき、雨だったんですが、そのときもすごくスピンが入るし、低弾道でもスピンが入る。めちゃくちゃフェースに乗っている感覚があって、すぐ使えそうだなっていうのがあったので」と初打ちで好感触を得て、即投入となった。

「毎度いいウェッジですけど、『こんなに変わるんだ、そんなに進化できるんだ』という感じ。フェースに乗るかな? 乗らないかなという心配がない。自信を持って突っ込める。(フェースが)濡れていても、濡れていないときも、フェースに乗らないんじゃないかなっていう心配がないのはすごく強み」と、大きな信頼を得ていた。

今大会は「去年も出場させていただいていますし、比較的スコアを伸ばしやすいコース。できるだけアグレッシブに攻めて、ゴールしたい」と強く意気込んだ。今季は開幕戦の「東建ホームメイトカップ」でキャリアハイの3位の成績を残している。それを超える結果に向けて、心強い“武器”と“相棒”とともに、目標としている「初優勝」を狙って行く。(文・高木彩音)

こちらが新作と思われる『OPUS SP』
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こちらが新作と思われる『OPUS SP』 (撮影:ALBA)

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