JGTOツアー
国内男子
フジサンケイクラシック
フジサンケイクラシックは連日の大雨で54H短縮 戸張捷氏が経緯を説明「修復が不可能に…」
54ホール短縮競技となったフジサンケイクラシック。ゼネラルプロデューサーの戸張捷氏が経緯を説明した。
配信日時:配信日時: 2024年8月30日 06時46分
<フジサンケイクラシック 2日目◇30日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>
雨の影響で順延となっていた国内男子ツアーの第1ラウンド。悪天候によるスタート遅れ、同理由による一時中断もあったが、午後1時43分に全選手がホールアウトした。午後から雨がさらに強まったことで、第2ラウンドがあすに順延することが決まった。これにより本競技は54ホールに短縮となる。
大会運営の戸張捷ゼネラルプロデューサーは、「このゴルフ場は、(降水量が)1ミリ、2ミリならプレーすることは可能なのですが、10分以上3ミリ降ると、グリーンに水が浮いてしまって競技がストップしてしまいます」と、状況を説明した。
「コースコンディションを整えて、朝10時からプレーを続けていましたが、午後の大雨で9番と18番のバンカーが崩れてしまい、きょうの修復が不可能な状況になった。きょうは第1ラウンドのすべての選手がホールアウトした時点でサスペンデッドにすることになりました」と順延になった経緯を話した。
他の試合などでは、1日に36ホールをプレーし、72ホール完遂するケースもあるが、今回は54ホールに短縮することを決断した。「この大会はメディア(フジテレビなど)が主催する試合なので、(1日)36ホールプレーをすると、テレビ中継時間の枠に入らなくなってしまう。中途半端になることは避けたかった。あと今後の天気も読めない」という理由を説明した。
第2ラウンドはあす午前7時にスタート予定。60位タイまでの選手が決勝ラウンド(1ラウンドのみ)に進出し、優勝者を決める。
関連記事
フジサンケイクラシック
フジサンケイクラシックのニュース
- 平田憲聖、今季2勝目にギア変更はなし 各クラブへのこだわりを明かす【勝者のギア】
- 台風10号との“激闘”ドキュメント 36Hを完遂し戸張捷氏は「運営歴50年で初めての経験」
- 愛犬家・平田憲聖が大谷翔平の“デコピン”に羨望の眼差し「いつかゴルフでも…」【きょうのヒトネタ!】
- 全英帰りの河本結が男子ツアーを観戦「もっと魅力が広まって欲しい」
- 異例ずくめの36H決着 平田憲聖が中島啓太らに並ぶ4勝目「いい刺激をもらっている」