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初Vを狙う岩崎亜久竜、好打の秘訣は“素振り” ゆっくり振ることで「気をつけているところが意識しやすい」

初Vを狙う岩崎亜久竜、好打の秘訣は“素振り” ゆっくり振ることで「気をつけているところが意識しやすい」

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2022年12月4日 10時30分

名前もルーティンも特徴的 24歳・岩崎亜久竜の最終ラウンドに注目だ
名前もルーティンも特徴的 24歳・岩崎亜久竜の最終ラウンドに注目だ (撮影:米山聡明)
ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目◇3日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>

ツアーフル参戦1年目で売り出し中の岩崎亜久竜は、首位と3打差の4位から最終日に悲願の初優勝を狙う。テレビ中継を見ていて気になった方もいると思うが、岩崎はボールを打つ前に特徴的な素振りをする。これが好打の秘訣という。

特徴的な岩崎亜久竜の“ロボット素振り”【写真】

アドレスに入る前にショットのイメージを出すために軽くクラブを振る選手もいれば、本番を想定して全力素振りをする選手もいる。身長181センチと恵まれた体格から300ヤード超えのショットが武器の岩崎は、カクカクとゆっくり素振りをする。

今年の「〜全英への道〜ミズノオープン」から始めた素振りだが、スイングのチェックポイントを確認しながら行っている。「ゆっくりやると自分が気をつけているところを意識しやすいんです。早く振るとあいまいになってしまうので」。岩崎がもっとも気をつけているのは手打ちにならないこと。体と腕の同調やダウンスイングで下半身主導などはもちろんだが、「毎週毎週テーマを持っています」。今週はバックスイングで体をしっかり回すことを意識している。素振りで動きを確認することで、本番でもいいショットが打てると話す。

岩崎は自身のツアー2戦目となった今季の開幕戦「東建ホームメイトカップ」で5位に入ると、試合を重ねるごとに存在感を示した。今季は未勝利だが2位3回を含むトップ10入りは10回を数える。ここまでの獲得賞金は約9407万円で賞金ランキング4位。今大会で単独4位以内に入れば、大台の1億円を突破する。

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