ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

三者三様の心模様 最後まで冷静に攻めたキム・ソンヒョンがツアー初V

三者三様の心模様 最後まで冷静に攻めたキム・ソンヒョンがツアー初V

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2021年7月4日 19時51分

大混戦の日本プロ 若き飛ばし屋ソンヒョン(左)がビッグタイトルをつかんだ
大混戦の日本プロ 若き飛ばし屋ソンヒョン(左)がビッグタイトルをつかんだ (撮影:上山敬太)
<日本プロゴルフ選手権 最終日◇4日◇日光CC(栃木県)◇7236ヤード・パー71>

“トーナメントあるある”ではないが、最終組全員が優勝争いに絡むことは少ない。なぜか1人か2人、脱落するのだ。しかし、今大会は16番ホールを終了した時点で池田勇太、稲森佑貴、そしてキム・ソンヒョン(韓国)ら最終組の3人が首位タイに並ぶという珍しい展開だった。

誇らしげにトロフィーを掲げるキム・ソンヒョン【大会フォト】

だれが優勝してもおかしくない状況。そこに微妙な駆け引きが存在した。まず17番パー4で池田がティショットでフェアウェイをキープしながら、2打目をグリーン左に曲げてしまう。距離と風向きと雨の影響を計算したが、結果的に力が入ってしまった。「あそこでグリーンに乗せられなかった時点でありえないです」と振り返るほど、池田にとっては痛恨のミスショットとなった。ラフからのアプローチはピンを4メートルほどオーバー。それを沈め切れずにボギーを叩く。

同じホールで稲森はフェアウェイからピン4メートルにつける。「18番パー4は462ヤードと長い。雨で下が濡れていることを考えればこのホールでバーディを奪わなければ……」と考えた。しかし、無常にもカップの縁でボールが止まる。「上りのスライスでしたが、外せないと思い、ラインを意識しすぎたのが失敗でした。予想以上に手が動かなかった分、ショートしましたね」と、パーに終わる。

ソンヒョンはパーセーブし、勝負は最終18番パー4にもつれ込む。ここで稲森はフェアウェイをキープしたが、曲げたくないあまり振り切れなかったことが裏目に出る。ピンまで220ヤードも残してしまったのだ。3番ユーティリティで放たれた2打目はフェースの芯でとらえたものの、雨で濡れたフェース面の上でボールが滑り、右へ大きく曲がる。40ヤードの難しいアプローチを残した時点でパーセーブの確率は一気に低下した。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト