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木下稜介はチャンスにつけるもパット苦戦で初優勝ならず 「きょう優勝したかった」

木下稜介はチャンスにつけるもパット苦戦で初優勝ならず 「きょう優勝したかった」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年4月18日 18時19分

木下稜介は再三チャンスにつけるも… 初優勝はならなかった
木下稜介は再三チャンスにつけるも… 初優勝はならなかった (撮影:米山聡明)
東建ホームメイトカップ 最終日◇18日◇東建多度CC・名古屋(三重県)◇7081ヤード・パー71>

木下稜介の初優勝はまたもお預けとなった。単独トップの金谷拓実に1打差のトータル9アンダーで迎えた最終日。気合い十分でスタートしたが、1バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせず、トータル7アンダー・4位タイで大会を終えた。

ああ無常… 17番の池で立ち尽くす木下稜介【写真】

朝からアイアンは切れていた。1番では4メートル、2番では3メートルにつけるもバーディならず。続く3番パー3ではグリーン右手前に外し、芝の薄いライからアプローチがオーバーしてボギーが先行する。4番パー5では2.5メートルのバーディパットをショート。5番でも3メートルのバーディパットを50センチショートした。

「きょうは、ショットは悪くなかったがパッティングがショートしていた。朝、練習グリーンで速いと感じて、コースへ出てその感じで打ったらすべてショートだった。早く1つでもバーディが来たら良かったが、15番の1個だけで…。早く前半で入ってくれていたら、違ってきたかもしれない」と悔しさがにじむ。

象徴的だったのは後半最初の10番パー4。セカンドショットを1.3メートルのバーディチャンスにつけるも、そこからまさかの3パットでトータル7アンダーまで後退。金谷もボギーとしていただけに、バーディなら再びスタート時点の1打差に迫るチャンスだった。木下自身も「金谷君も苦しい展開で良いプレーをしていたが、とらえるチャンスもあった」と語る。

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