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宮崎から15時間 今平周吾、アスリートトラックの結末は…

宮崎から15時間 今平周吾、アスリートトラックの結末は…

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2020年12月2日 18時23分

勝利を渇望する今平周吾 気持ちよく新年を迎えたい
勝利を渇望する今平周吾 気持ちよく新年を迎えたい (撮影:佐々木啓)
ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇2日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)◇7023ヤード・パー70>

2年連続で賞金王を決めてきた舞台。国内男子ツアーの年内最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に今平周吾が戻ってきた。2020年と21年がシーズン統合のため、今年は当地で賞金王が決まることはないが、大会制覇にかける気持ちは人一倍強い。

昨年覇者・石川遼のクラブセッティング【写真】

今平といえば、海外メジャーの「マスターズ」から帰国後、政府から発表された特別措置の『アスリートトラック』※を適用。本来ならば14日間の自主隔離が必要とされるところ、隔離なしで「ダンロップフェニックス」に“限界態勢”で臨んだ。隔離がないとはいえ、移動や宿泊、コース内でもラウンド中(試合)以外は他者との接触が避けられるように配慮され、さらには帰りも関東まで自家用車で戻るという強行出場となった。

ダンロップフェニックスが終了した11月22日(日)のラウンド終了後、「両親と交代交代で運転しました」と、宮崎から約15時間のドライブ。途中休憩を挟んだとはいえ、深夜の3時ごろようやく自宅にたどりついたという。

その後はあらためて隔離期間となったが、五輪強化選手として申請のうえ、注意を払ってラウンドやトレーニングは進めてきた。そして正式な“隔離明け”となったのが1日(水)の午後。この日は、厳しい寒さの中で練習ラウンドを行い、1年ぶりとなるコースの感触を確かめた。

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