ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「振り心地は変えず、振りやすさが出る」 米国からやってきた“シルバーネック”の正体が判明!

「振り心地は変えず、振りやすさが出る」 米国からやってきた“シルバーネック”の正体が判明!

配信日時:2020年11月21日 12時17分

重永亜斗夢(上)、正岡竜二(左下)、佐藤大平がシルバーネックを投入
重永亜斗夢(上)、正岡竜二(左下)、佐藤大平がシルバーネックを投入 (撮影:米山聡明)
ダンロップフェニックス 3日目◇21日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7027ヤード・パー71>

重永亜斗夢のドライバーのネックの色が先週と違う。黒ではなくシルバーなのだ。重永は初日のプレー後、気になる言葉を残した。「ソケットを重くしたんです」。ソケットを重くするとは、どういうことなのか。キャロウェイゴルフのツアーレップを務める石井尚氏に話を聞いた。

初日の模様を写真でプレーバック【大会フォト】

「重永プロはドローヒッターなので、右に打ち出して左に戻してくるのが持ち球です。左に打ち出すのが一番ダメで、その次に右にそのままスッポ抜けるのを嫌います。だから球のつかまりとスピン量の両立が難しいのです」と石井氏は重永のドライバー調整を振り返る。先週まではヘッドにウェートを入れたり、シャフトをいじるなどして細かい調整を行ってきた。だんだん理想のドローに近づいてきたが、それでも時折、右プッシュが出たり、それを嫌うと今度はチーピンが出ることもあった。

では、本題の“重いソケット”とは?「いまのドライバーはヘッドの重心距離が長いので、重永プロのように手首をバチーンと返していくタイプの選手は、ヘッドが返ってきづらくなる。そこで今週は重いソケットを試してみたのです。これは米ツアーではすでに導入されているもので、ドライバーの軸回りのウェートを上げることで、ヘッドがターンしやすくなります。振り心地は変えず、振りやすさが出るのです」(石井氏)。ヘッドにある調整可能なオモリを動かすよりも、ネックを重くしたほうが、つかまる効果は高いという。

重永は今週の練習日、マーベリックのヘッドに、“重いソケット”を取り付けた新しいツアーADのプロトタイプのシャフトをいれてラウンド。好感触を得ていたが、「もともとのエースだったエピックフラッシュサブゼロで試したみたい」という本人の希望で、ヘッドを入れ替えた。「それがハマりましたね。初日の朝の練習場でもいいドローを連発していました」と石井氏はいう。重永の初日は6バーディ・ボギーなしの首位発進。“新兵器”でのフェアウェイキープが、多くのバーディチャンスを演出した。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト