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石川遼、首位と7打差の代償で得たものは“自分の中にあった甘さへの気づき”

石川遼、首位と7打差の代償で得たものは“自分の中にあった甘さへの気づき”

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2019年8月31日 19時21分

その理由を本人は、メンタル的な部分にもあるのではないかと分析する。自分の心に隙があったのではないかというのだ。

「7アンダーを出したいという気持ちはありましたが、気持ちだけではいいスコアが出ないことを改めて思い知らされました。いいプレーをして初めていいスコアを出せる、どうしてこんなことを忘れていたのか分かりませんが、それを再認識できたことはいい経験になりました」

チップインなどでバーディを奪うことはそう何度も起こることではない。しっかりとティショットをフェアウェイに落とし、グリーンに乗せて1パットで沈める。いわば王道のゴルフこそが、好スコアにつながることをあらためて気づいたわけだ。けっして調子がよくない状態でも優勝してきた実績が、当たり前のことを忘れさせる小さな穴となり、それがいつの間にか大きくなっていたのかもしれない。

ただ、まったく収穫がなかったわけではない。ここ最近ずっと励んでいたロングパットのタッチが少しずつ合ってきたのだ。練習グリーンでボールを5球転がし、すべてが1メートル以内に集まるようになるまで続ける練習だが、ようやくタッチに合う距離感を見つけたのだ。それが6番パー5で10メートルのイーグルパットを沈めることにもつながった。実践でも練習を体現できたことが何よりもうれしかったという。

「いいスコアをマークしても届かない位置にいることは悔しいですけどね」

上位との差は広がったが、まだまだ今シーズンは先が長い。この日のゴルフをどう生かすか、まずは明日の最終日にその真価が試される。(文・山西英希)

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