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昨年よりも“飛ばし屋有利”が顕著に? 700ヤード超のモンスターホール…選手はどう戦う?【佐藤信人の優勝予想】

昨年よりも“飛ばし屋有利”が顕著に? 700ヤード超のモンスターホール…選手はどう戦う?【佐藤信人の優勝予想】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年5月28日 12時14分

昨年の優勝者・秋吉翔太は、ドライビングディスタンスの順位とフェアウェイキープ率の順位を足したスタッツのトータルドライビングが、2015年2位、16年1位、17年3位、18年4位という典型的な“飛んで曲がらない選手”。今年もティショットがカギを握りそうだ。

■スキのない若手海外選手の活躍なるか?

それをふまえ佐藤が注目選手として名前を挙げたのがアンソニー・クウェイル(オーストラリア)だ。昨年から日本を主戦場とするクウェイルは、1年目にして約1848万円を稼ぎ、賞金ランク57位でシードを獲得。今年も「中日クラウンズ」5位タイ、先週の「関西オープン」7位タイと、好調をキープしている。

今季のドライビングディスタンスは「310.57ヤード」で現在1位。さらに、平均パットは「1.7025回」で2位、サンドセーブ率は「68.97%」で1位、リカバリー率(参考記録)も「64.52%」で13位とスタッツ全体を見ても穴がない。「海外の選手は、フェアウェイやグリーンが硬いコンディションに強い選手が多い。グリーンは今年13フィートくらいは出そうですが、アマチュア時代から活躍(オーストラリアのアマチュアランキング2位の経験などをもつ)しているバックボーンと、状態のよさもあって注目ですね」と活躍を予感する。

さらに佐藤は、こんな点からも、その期待度の高さを説明する。クウェイルのキャディは、これまでに田中秀道石川遼らのバッグを担いだサイモン・クラーク氏。佐藤は「現在彼は将来有望な若手をサポートする役目を担っている。その人が担ぐというのをみても、その期待度はうかがえますね」と話す。昨年もニュージーランド人のマイケル・ヘンドリーが、この大会で全英オープンの出場権を手にしており、今年も南半球出身の選手にチャンスありと見ている。

■700ヤード超の“モンスター”16番パー5の展望は?

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