浅地洋佑のクラブセッティングは?
19歳0か月14日の浅地の優勝は、ドンファンが持つ19歳2か月15日(2006年PGA・JGTOチャレンジ)の記録を更新するチャレンジトーナメント最年少優勝記録。チャレンジトーナメント最年少優勝記録を更新した浅地は、「記録と言うことも知っていましたし、素直に嬉しいです。チャレンジトーナメントの歴史に自分の名前が刻まれるのですごく嬉しいです」と喜びをコメントした。
「完璧だった。」と言う通り、3日間通してショットが全般的に良かったと話す浅地。「ティショットからセカンドショット、アプローチもすべて上手くいってくれました。パターも先週から調整してきて、成果が早速出てくれて嬉しいです。先週まではグリーンに乗っていいところについても入らない、その繰り返しでストレスのたまるゴルフが続いたけど、今週はそれが解消されたというか乗れば入るというイメージが出たので、やって来たことが間違っていなかったんだなと思えました」。
完璧なゴルフで結果的は2位に8打の大差をつけた圧勝だったが、初優勝までの道のりは苦しいものだった。「プレッシャーは特になかったんですけど、井上さんが前半にバーディを先行してきたので、追いつかれるかなと思いました」。井上信の追い上げに不安にかられた浅地だったが、それでも「切り替えて、初日と2日目同様に攻めのゴルフをしたところ、後半はいいゴルフが出来ました」と一気にギアを上げて後続を振り切った。
前週の『日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills』での藤本佳則と同級生の川村昌弘との優勝争いには焦りを感じたという浅地だったが、今回優勝したことで焦りはなくなった。「藤本さんにはまだまだ足元にも及ばないですけど、川村には俺の方が先に優勝したぞって言ってやりたいです。」と笑顔でコメントした。