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スタンスは右、フェースは目標……そのまま振ると、どんな球になる?【スライサーの盲点】

スライスに悩むなら、実はピッチングを使って練習するのが近道だという話を聞いたことがあるだろうか。かつて世界一に輝いた宮里藍の父であり、コーチの宮里優氏に詳しく教えてもらった。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年3月13日 18時01分

スライスに悩むなら、実はピッチングを使って練習するのが近道だという話を聞いたことがあるだろうか。かつて世界一に輝いた宮里藍の父であり、コーチの宮里優氏に詳しく教えてもらった。

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宮里優コーチによると、本気でスライスを直したいのであれば、ドライバーを振り回す前にピッチングショットから基礎を見直すべきだという。

「スライスの原因はアウトサイド・イン軌道にあります。これを直すには、まず短い距離でインサイド・アウトの軌道を体に覚えさせることが大切です」と宮里コーチは語る。

やるからには、まず大袈裟にやるのが宮里流。まずはPWを持って、スタンスを右に45度、フェースはターゲットに向ける。この状態でスタンス通りにクラブを振れば、ターゲットラインから考えるとインサイド・アウトに振れて、かつ球にはドロー回転がかかり、右に出て左に戻ってくるような球が打てるはず。これこそ、つかまったドローボールの第一歩になる。

「それができたら、少しずつスタンスをスクエアに戻していき、大フック→中フック、小フックにしていけばいいんです」

これをロフトのないドライバーでやると、フェースをかぶせたときにマイナスロフトになってしまうため、フックを打てないのだ。

アウトサイド・イン軌道でフェースが開いて当たるスライサーから、インサイド・アウト軌道でフェースがスクエアに当たるドローヒッターへ。

「まずは腰から腰の振り幅で。それができたら徐々にスイングを大きくし、フルスイングへつなげましょう」

宮里コーチが強調するのは、短い距離だからこそ正確な軌道を確認できるという点だ。フルスイングでは見えにくい軌道のズレも、ピッチングなら明確に把握できる。練習場で30ヤード程度の距離を繰り返し打ち込むことで、スライスを生む悪癖は確実に改善されていくだろう。今日からピッチング練習を取り入れて、スライスとの決別を目指してみてはどうだろうか。

◾️宮里 優
29歳でゴルフをはじめ、独学でゴルフ理論を構築。36歳の時に男子プロトーナメントの大京オープンにアマチュアとして出場。その後、ティーチングプロの道を歩む。子供たちと一緒に楽しみたいとやらせたゴルフだが、結果的に聖志・優作・藍の3人共プロゴルファーの道を選んだ。

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