朝のウォーミングアップ 松山英樹のスイングコーチ・目澤秀憲の練習場活用術【動画リンク有】
マスターズを制覇した松山英樹のコーチ、目澤秀憲が日頃プロたちやアマチュアの方々に指導している練習法をご紹介!今回は練習やラウンドのスタート前にした方がいいウォーミングアップです。
![](https://d2bo6f45ymcdv9.cloudfront.net/images/medium/9PlW6Hzu5H4wwGjZ3PiJ.jpg?ver=B6V1)
配信日時: 2023年4月18日 08時21分
松山英樹もやっている?!朝のウォーミングアップ!
プロたちが、日頃行なっているトレーニングや、試合前のウォーミングアップを含めた練習法をご紹介します。スコアを一打でも良くするためには、朝のウォーミングアップがとても重要になります。まず、朝の練習はサンドウェッジから入るのがおすすめです。30ヤード程度のアプローチを3球ほど打ってみましょう。
その後に、必ずする練習法が左手打ちのウォーミングアップです。振り幅は、肩から肩まで、その範囲をしっかり振ります。この時に気を付けるのは、手だけで上げないように胸で打つことです。
次は右手打ちです。右手打ちの時は、左手を後ろにし、こちらも胸を回すように打ちます。良い球を打とうとするのではなく、しっかりと身体が動いているかを注意して練習しましょう。
両手の片手打ちが終わった後に、50ヤード程度のハーフショットを練習して、サンドウェッジでのウォーミングアップを終わりにします。練習の時は、変化をつけないと手打ちになってしまったりするので、胸をしっかり回す意識を強めるために、この練習は最適です。
朝は身体が硬いので、スタート前に効果的です。片手打ちには握力が必要です。小指、中指、薬指をしっかりと握らないと、手元が浮いたり、緩んだりしてしまいます。
ある程度グリップに圧を入れながら胸を回すと、よりインパクトが安定し、クラブのアークも大きくすることができます。右手も、なるべくヒジが近いポジションで、手首が甲側に曲がった状態をキープして、短く握るとインパクトのフェースのアングルにも影響してコントロールを効かせることができるので、左右の手の使い分けを意識して打って頂くといいと思います。
ぜひ、練習前、ラウンド前に取り入れてみてくださいね!
詳細は動画をご覧ください。
■目澤秀憲(めざわ・ひでのり)/プロフィール。河本結をプロ転向時からコーチング、他にも有村智恵、永峰咲希をサポート。2021年シーズンからは、PGAツアーで活躍する松山英樹と専属コーチ契約を結びPGAツアーに帯同、先日マスターズ優勝へと導いた。
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