地面反力を使って飛距離アップするには、山下美夢有のトップの作り方が参考になるという。「ポイントは、アドレスで立っている時点で反力は出ていること」と、ティーチングプロの安岡幸紀は語る。平均飛距離200ヤードのアマチュア、中阪健一さんが地面反力を教わったら、なんと短時間で30ヤードも飛距離が伸びた。そのポイントを詳しく教えてもらった。
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【安岡】 バックスイングからトップでは右足に、ダウンスイングからインパクトでは左足に体重移動すると思っている人は多いです。でも実は、トップで左足に乗っていないと地面を強く踏めません。山下美夢有さんのトップを見てみると、クラブが上がる方向と拮抗させるように左足を踏んでいる。
【中阪】 なるほど。勉強になります。
【安岡】 それに対し、中阪さんはリバースピボットによる左足体重で、クラブも体も左に動き、引っ張り合いはできていませんでした。この拮抗を体感するために、2リットルのペットボトルを連続で振ってみてください。
【中阪】 どんな効果がありますか?
【安岡】 重いものを右に振ったときには、その遠心力に負けないように左に体重移動してバランスを取ろうとする。同じ方向には動かなくなります。腕を脱力してゆったり大きく揺らしながら、鏡を見て体が動かないように気を付けましょう。すると、遠心力に負けないように地面を踏む拮抗が身に付きます。
■安岡幸紀
やすおか・ゆきのり/1988年生まれ、高知県出身。プロコーチの柳橋章徳を中心に結成された、“スイングの本質“を追求し、ゴルファーを限界突破せる集団『BREAKTHROUGHGOLF』に名を連ねる。
■アマチュア/中阪健一さん (47歳)
なかさか・けんいち/1978年生まれ、和歌山県出身。ゴルフ歴10年でHC18。球技は全般的に苦手で中高はバスケ部でずっと補欠だった。年間70ラウンドのゴルフ好きだが、100を打つことも多い。
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