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76歳だって「250ヤード飛ばせます」 海老原清治がシニアになってから取り入れた”スイングのタブー“とは【持たざる人の飛ばし術】

今年で76歳になった海老原清治だが、今でも「250ヤード飛ばせます」と話す。そのコツを紹介する。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年7月17日 11時45分

海老原清治が76歳でも250ヤード連発できる理由とは?
海老原清治が76歳でも250ヤード連発できる理由とは? (撮影:田中宏幸)

2002年の欧州シニアツアーで賞金王に輝いた海老原清治は、76歳になった今も「250ヤード飛ばします」という。体が動かなくなるなか、どのように飛ばしているのか?

【連続写真】76歳でも250ヤード連発! 海老原清治のドライバースイング

◇ ◇ ◇

僕は76歳になった今でも250ヤード飛ばせます。もちろん昔と違って体が硬くなり、上下の捻転差も作れませんが、それなりの飛ばし方があるのです。

それは、本来「ダメ」といわれているオーバースイングを作ること。その方が、クラブの助走距離が長くなってヘッドスピードが上がります。

ポイントは、トップで左ヒジを曲げ、左手首を柔らかく使ってクラブを振り上げること。視界の左側にヘッドが見えるのがトップで体を止める目安。左ヒジを伸ばそうとすると、トップが小さくなり速く振り抜けません。

トップでは左ヒジを曲げて、左手首を柔らかく使ってクラブを振り上げる
視界の左側にヘッドが見えるのが、トップで体を止める目安
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トップでは左ヒジを曲げて、左手首を柔らかく使ってクラブを振り上げる (撮影:田中宏幸)

また、腰を止めたまま上体を回そうとすると、手先で上げてしまうので要注意。シニアになったら、腰も上体と一緒に回すのが正解です。両足を開いて逆ハの字で構えると土台が安定しやすくなり、両肩が深く回って、トップを大きくできる。体が硬くなったら、この方法がオススメです。

自分から見て逆ハの字でアドレスすると、土台が安定しやすく、両肩も深く回る

自分から見て逆ハの字でアドレスすると、土台が安定しやすく、両肩も深く回る (撮影:田中宏幸)

海老原清治
えびはら・せいじ/ 1949年生まれ、千葉県出身。我孫子GCでキャディをしながらゴルフを覚える。2002年欧州シニアツアー賞金王。20年に日本プロゴルフ殿堂入り。

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