その練習器具とは、薄い板の四隅に15センチ程度の赤い棒が装着されたもので、その赤い棒はすべて60度ぐらいに傾いている。ボールを板の左端にセットするが、ちょうどボール1個分ほど内側にへこんでいるので、角度によっては板の上にボールを置いているように見えるが…。
「かなりインサイドからクラブが下りていたクセを矯正する目的です」
「正解です!きっかけはウェッジの距離がバラついていたことなんですが、自分でもおかしいなと思い、自分のスイングを撮影したら、かなりインサイドからクラブが下りていたんです。何かいい矯正法がないかなと思っていたら、たまたま知り合いのプロが使っていたので、これだと思い、購入先を聞いて手に入れました。ネット販売でしたけどね(笑)」
「軌道がストレートに近い緩やかなインサイドインの軌道をつくりやすいと思います。インパクトゾーンも長くなるので、ミート率も上がるし、距離感もアップするのでは?」
⇒ 佐々木慶子 プロフィール