間違ったスイングをリセットしよう!
「コンバインドプレーン理論」とは、コンバインドプレーンイメージに基づいてゴルフスイングを習得する、という考え方なのですが、まずコンバインドプレーンイメージとはどんなものか、これから説明いたします。
コンバインドプレーンイメージ
インパクトエリアの斜めの平面・両サイドの垂直の平面、この三つの平面を結合(コンバインド)してスイングをします。これがコンバインドプレーンイメージで、これを通して自分のスイングを作っていくという考え方がコンバインドプレーン理論となります。
コンバインドプレーンイメージを使ってスイングを覚える
まず、一枚のスイングプレーンでクラブを動かすようにしてゴルフスイングを覚える、という話を聞いたことがあると思います。単一のプレーンで覚えてくスイングがこれまでは主流でしたが、現在はこのスイングプレーンよりも高い所にトップスイングもフォロースルーも収まります。従って、これまでのイメージでは、現在主流となっているアップライト気味のスイングを覚える事ができないのです。
高いところからクラブを振り下ろすことでスピードが増し、飛距離は伸びます。上から下にクラブを引き下ろすことでフェースローテーションが少なくなり、曲がらなくなります。上から下に降ろすのに合わせて体を回転させだけで、ボールがうまく当たる事が分かるはずです。
プロフィール
PGA・A級ティーチングプロ
安藤 秀
あんどう・しゅう/1960年生まれ、北海道出身。立教大学卒業後、一般企業勤務を経て栃木県のユーアイゴルフクラブに研修生として入社。92年日本プロゴルフ協会入会。2000年A級ティーチングプロとなる。02年には筑波大学大学院体育研究科に入学。07年学位論文「ゴルフスイングの変容に関する技術発達史的研究−新しいスイング練習法の構築に向けて−」で博士号取得。その後、「コンバインドプレーン理論」が週刊パーゴルフ誌上で話題となる。
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