2015年にプロテストに合格し、2016年に初シード獲得した岡山絵里。順調にキャリアを重ね、初優勝も近い期待の若手だが、パッティング練習を眺めていると、なにやら等間隔にティべグを挿している…コレってナンデ?
「同じところから打つと"合わせ打ち"をしてしまう」
ツアー会場のパッティンググリーンではプロたちがさまざまな練習をしており、ティを挿して練習いるプロは多いが、岡山が取り組んでいるティドリルは、集中力を高めつつ、タッチを養うことが目的。
「これは最近ずっとやっている練習です。1歩づつ等間隔にティを挿していって、普段は4歩までやっています。え、ティを3本しか挿してなかった?手元に3本しかなかったので、4歩目はマーカーにしました(笑)」
ドリルの効果を聞いてみると…
「(4回とも)全部連続で入るまでやって、途中で外したらやり直します。ワンパットワンパット集中して取り組むことができますし、イメージが沸いてくるんです。同じ場所から何度も打つと、距離感やタッチを覚えて、合わせて打つようになってしまいますから」
近いほうのティ位置からスタート。ティの間隔は一歩分
近い位置から遠い位置へ移動して打っていくので毎パットプレッシャーが高まり、集中力が必要となる
連続で成功したら、場所を移動して、まだ4歩分の距離を決めて、同じルーティンを繰り返していた岡山。我々アマチュアの場合、ティを挿すのはNGなので、パッティンググリーンへ向かう際は、ポケットに小銭を4枚入れておこう。
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