ALBA Net  ゴルフ
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【安藤秀ゴルフレッスン 7回目】 番手別 アドレスの違い

コンバインドプレーン理論を考案し、多くのゴルファーから熱い支持を受ける安藤秀。そんな人気プロが、撮り下ろし動画レッスンをひっさげてアルバネットに登場!

配信日時:2018年1月10日 15時00分

番手によってグリップ位置を変化させる

ボールが地面にある場合、両腕と胸が密着させて構える

ボールが地面にある場合、両腕と胸が密着させて構える

 インパクトでアイアンショットはヘッドが地面と接触し、ドライバーは地面に振れることなく空中を通過する。この二つのショットで一番の違いといえるのが、インパクト時のグリップエンドと体の距離になります。

 ティアップすることで、地面から浮いた状態のボールを打つドライバーショット。他のショットと比較してこぶし1個分、グリップエンドと体の距離が離れているのです。

 もし、地面から直接ドライバーを打つ(直ドラ)場合は、フェアウエーウッドなどとアドレスでのボールとの距離は同じになります。ティアップしたボールを打つ場合のみ、アドレスの段階でこぶし1個分離れてスタンスする必要があるのです。
ドライバーショットではグリップエンドが少し離れた状態で構える

ドライバーショットではグリップエンドが少し離れた状態で構える

 地面にあるボールを打つ場合、体の近くでクラブを動かす必要があるので、アドレスでは両腕と胸を密着させるようなイメージが必要です。

 しかし、ティアップしたドライバーショットでは、地面にあるボールを打つ場合と比較してこぶし1個分、体から離れた位置にグリップします。そして、腕を体の近くで動かす意識を強く持ちすぎることなく、遠心力に任せてヘッドが少し遠くを通るイメージを大切にします。

プロフィール

体育学博士
PGA・A級ティーチングプロ

安藤 秀

あんどう・しゅう/1960年生まれ、北海道出身。立教大学卒業後、一般企業勤務を経て栃木県のユーアイゴルフクラブに研修生として入社。92年日本プロゴルフ協会入会。2000年A級ティーチングプロとなる。02年には筑波大学大学院体育研究科に入学。07年学位論文「ゴルフスイングの変容に関する技術発達史的研究−新しいスイング練習法の構築に向けて−」で博士号取得。その後、「コンバインドプレーン理論」が週刊パーゴルフ誌上で話題となる。


実際にレッスンを受けたい人は>>安藤秀コンバインドプレーンゴルフスクールまで

次回は「体の回転を早くして飛距離アップ」です。

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