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トラブルからのアプローチ【30回目】

植村啓太が様々な状況からのアプローチショットを徹底解説。最終回はトラブルからのアプローチ(脱出)。高く上げられない状況、逆打ち、左打ちの3パターンをレッスンします。

配信日時:2017年12月21日 18時00分

ウェッジを使ったアプローチ

片手打ちではヒジから下だけを使いスイングする
逆打ちでは右手を一切曲げないでスイングする
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片手打ちではヒジから下だけを使いスイングする
 次は木の根元に止まってしまいアドレスが取れない状況からの脱出方法です。この場合、2つの打ち方が考えられます。

 まず「片手打ち」。右手にクラブを持って背面方向にヘッドを出していく打ち方です。使うクラブはウェッジ、トゥ側を下にしてアドレスします。気をつけるポイントは一つ、ヒジから下だけでスイングすることです。イメージとしてはトンカチを打つような動きです。

 もう一つは「左打ち」。この打ち方でもクラブのトゥ側を地面につけてアドレスします。当然、いつもと逆になるので、グローブをした左手がシャフトの下を握る形になります。スイングでは「右手リード」を常に意識します。スイング中に右手を一切曲げないようにすれば、ボールに当たり脱出できるはずです。

植村啓太氏プロフィール

植村啓太
(K's Island Golf Academy)

1977年5月27日生まれ。16歳からゴルフを始め、23歳の若さでツアープロと契約し、ツアープロコーチとしてデビュー。現在では立山光広、菊池純、額賀辰徳のコーチを担当。また慶應義塾大学体育会ゴルフ部のテクニカルコーチを務め、自身が主宰する「K's Island Golf Academy」を世田谷にあるオークラランドでスタート。現在は代官山にメンバーシップアカデミーの「代官山スタジオ」をオープン。また大阪にあるゴルフ&ボディスタジオ「GOLDIA」で、自身初のプロデュースを手掛ける。

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