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ALBA728号〜稲森佑貴「日本一曲がらない男の最強ルーティン〜パターグリップでフェース真っすぐ」

ALBA728号〜稲森佑貴「日本一曲がらない男の最強ルーティン〜パターグリップでフェース真っすぐ」

配信日時:2017年2月5日 08時00分

ALBA728号(7月2週号)第2特集のテーマは「大事なのは右サイドで振る意識〜ドライバーで7割フェアウェイに飛ばしたい」。あのときドライバーさえ曲がらなかったら…。苦い気持ちにさせるのはいつだってドライバーだ。正確なドライバーを武器に活躍する若手3人に直撃した企画だが、そのなかでも現在男子ツアーで最も曲がらない男・稲森佑貴の極意を紹介!

日本一曲がらない男の最強ルーティン〜パターグリップでフェース真っすぐ

いなもり・ゆうき〜1994年生まれ、鹿児島県出身。唯一の2年連続フェアウェイキープ率70%超え。ツアー仲間からも一目置かれるドライバー名人

いなもり・ゆうき〜1994年生まれ、鹿児島県出身。唯一の2年連続フェアウェイキープ率70%超え。ツアー仲間からも一目置かれるドライバー名人

◎右手のヒラでフェース面を感じる

スイングは左手リードと思っている人もいるかもしれませんが、ボクのスイングの主役は右手。特に重視しているのがセットアップです。構えたときにフェースが開いたり閉じたりしないように、自分の中で真っすぐ見えるポジションを探します。そこで構えるために、一度パターのグリップをしてから握り直しています。逆オーバーラッピングで握ることで、右手のスクエア感が強まる。それに、パターのように体の真ん中にクラブを置くと、スクエアに構えやすくなるんです。

アドレスに入るときも後方から目標を確認して、その目標からフェースまで長い線がつながっているイメージを作ります。あとはそのラインに対して右手のヒラを合わせてあげればスクエアに構えることができます。

スイング中も右手の意識は強く持っています。特にインパクトはハンドファーストにならないように振り子のイメージでヘッドが動くのが理想。するとボールの前後30センチくらいのエリアでヘッドが真っすぐ動くので、ボールがフェースに乗る時間が長くなるんです。結果、力がしっかりと加わって、方向性よく打つことができる。すべては目標に対してスクエアに構えることから始まります。
ドライバーなのに一度パッティングのグリップを作ってから握り直すのは、フェースをスクエアにセットしやすいから。逆オーバーラッピングは、右手でフェースのスクエアを感じている証拠

ドライバーなのに一度パッティングのグリップを作ってから握り直すのは、フェースをスクエアにセットしやすいから。逆オーバーラッピングは、右手でフェースのスクエアを感じている証拠

アドレス時のクラブの位置は体の中心。そこにヘッドをインパクトで戻しやすくするため。体の中心が軌道の最下点だから、スイングの再現性が高まる

アドレス時のクラブの位置は体の中心。そこにヘッドをインパクトで戻しやすくするため。体の中心が軌道の最下点だから、スイングの再現性が高まる

ハンドファーストに構えてしまうと、フェースの真っすぐを感じづらく、スクエアに戻すのが難しいという稲森。最新のデカヘッドドライバーには合わない

ハンドファーストに構えてしまうと、フェースの真っすぐを感じづらく、スクエアに戻すのが難しいという稲森。最新のデカヘッドドライバーには合わない

目標からフェースまでが長い線でつながっているイメージ

(1)アドレスに入る前は必ずボールの後方からターゲットを確認。ここで風などの情報も頭に入れて、どこに打ち出していくかを明確にイメージする

(2)実際にボールを打つつもりで本気素振りを1回。なんとなくイメージを出した素振りはせっかく作ったターゲットイメージを壊してしまう可能性がある。本気素振りはプロでは珍しい

(3)最後にアドレスに入るときには、ターゲットから長いラインがフェース面まで続いていることをイメージする。ターゲットから逆算することでより弾道が明確になる

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