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ゴルフスイング シャンクの原因と直し方【動画コラム39回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はシャンクについてお話します。

配信日時:2017年11月25日 09時00分

シャンクが発生するメカニズムを理解すること

 こんにちは。右手のゴルフの片山晃です。

 一度出てしまったら一日中、頭から離れないミス「シャンク」。

 多くのゴルファーが一番嫌がるミスがシャンクだと思います。

 しかし、なぜシャンクが発生してしまうのか?というメカニズムを正しく理解する事が出来れば、シャンクを直す事はそんなに難しい事ではありません。

 今回は、シャンクが発生するメカニズムと、その直し方、もしもコースで出てしまった時の応急処置をご説明します。

シャンクはネックに当たって発生するミス


シャンクの原因を正しく理解する

ネックに当たっているのがシャンクの原因
インパクトで手の位置が離れてしまう
右足が前に出るとスペースがなくなる
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ネックに当たっているのがシャンクの原因
 シャンクは厄介な事に、初心者から上級者にまで発生してしまうミスです。条件が整ってしまえば、プロゴルファーでもまれにシャンクを打ってしまう事もあります。

 また、シャンクはある程度ゴルフスイングを身に付けた人に発生しやすいミスと言われる事もあります。

 何故、スイングをある程度身に付けた人に発生するのか?それはシャンクのメカニズムにあります。

 まずはシャンクが発生するメカニズムについてご説明します。

 まず、シャンクはクラブのどこに当たって発生するのか?これに関しては、ヒールと言う方や、いやいやトウだと言う方や、ネックだと言う方もいます。

 結論から言いますと、シャンクはネックに当たって発生するミスです。

 アイアンやウェッジのフェースは、ネックよりも後ろについています。

 ですので、極端にヒールサイドが前に出てしまった時に、アプローチやアイアンでシャンクが出てしまいます。

 一方ウッド系はフェースがネックよりも前についています。ですので、ネックに当たってシャンクが出るという事はありません。
もしウッドでシャンクの様なボールが出た場合はフェースの先っぽでボールを打ってしまっています。

 では何故シャンクが出てしまうのか?

 これは、アドレスで構えた手の位置よりも、インパクトで手の位置が離れてしまう事でシャンクが起きてしまいます。アドレスで構えた位置か、それよりも内側を手が通ればシャンクになる事はありません。

 何故こういったスイングになるかの要素は複数ありますが、最も多く見られるのが下半身の使い過ぎです。

 特に右足ですね。

 ダウンスイングの早い段階で右膝が前に出ると、手を通すスペースがなくなってしまいます。スペースがなくなった分、手が自分の体から離れた所を通ってしまう。

 そこで、左手の甲が上を向く形になってしまい、極端にフェースが開いてネックの部分からボールにインパクトしてしまうからです。

 次に、シャンクを直す為にはどの様な練習をすれば良いのか?

 また、もしもプレー中に発生した場合、どうすればいいのかについてご説明します。

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