コンバインドプレーン理論に基づいたアドレスでの力加減
私は、最新クラブはこれまでの1枚板のスイングプレーンではなく、2つのタテプレーンとインパクトプレーンを組み合わせたスイングが最も効率よくスイングできる、という『コンバインドプレーン理論』を提唱しています。
5回目のテーマは「腕を下ろしやすい形を作る」です。多くのアマチュアが「アドレスでリキむとスイングに余計な力が入りミスにつながる」と考えてしまっています。しかし、アドレスで体の力を抜きすぎると、スイングにばらつきが出やすく再現性が低下してしまいます。そこで、腕を引き下ろしやすいアドレスを作り、スイングの再現性を高める方法をレッスンします。
アドレスで力を抜きすぎると再現性が落ちる
しかし、アドレスで力を抜きすぎるのも逆効果なのです。「インパクトはアドレスの再現」と言うほど、再現性の高いスイングほどショットの安定、ひいてはスコアの安定につながります。アドレスで力を抜きすぎると、スイング中の腕の動きに不確定な要素が増え再現性が下がってしまうのです。
アドレスでは上半身全てを脱力するのではなく、左腕に力を入れていくのが正解なのです。トップから腕を振り下ろす動きが安定して、スイングの再現性が高くなるのです。