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ゴルフスイング フェアウェイウッド・ユーティリティーの打ち方【動画コラム35回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はFWとUTの打ち方についてお話します。

配信日時:2017年10月28日 13時00分

FWやUTに適した入射角でスイングをしよう

 こんにちは。右手のゴルフの片山晃です。

 今回は、苦手にしている方が多い、フェアウェイウッド・ユーティリティーの打ち方についてご説明します。FWやUTのクラブ上の特性を考え、FWやUTに適した入射角でスイングしてあげれば、こんなに優しいクラブはありません。

 是非、皆さんも入射角を意識して練習してみて下さい。

極端なダウンブローで鋭角な入射角になった状態では打てない


実はFW・UTはダフリながら打つのが正解

アイアンと違いFWやUTはソール幅が広くやさしい(上)、またボールとヘッドが同じ高さを動く時間が長い(下)

アイアンと違いFWやUTはソール幅が広くやさしい(上)、またボールとヘッドが同じ高さを動く時間が長い(下)

 皆さん、ご存知の様に、フェアウェイウッドやユーティリティーはアイアンと比較してソールの幅がとても広いです。

 何故ソールの幅が広くなっているかと言うと、重心深度を深くしてボールが上がりやすい設計になっているからです。

 しかし、フェアウェイウッドやユーティリティーが苦手な人ほど、ボールを上げたい意識が強く、下からあおるようにスイングしてしまっています。

 また、下からあおるスイングをしない為に、極端なダウンブローで鋭角な入射角になった状態でスイングしてしまっています。

 これでは、フェアウェイウッドやユーティリティーの特性を活かす事が出来ません。

 フェアウェイウッドやユーティリティーはソールの幅が広いので、実は少し後ろからダフらせながら打つのが正解なんです。

 ダフらせても良いと聞くと、本当にダフってしまう方もいらっしゃいますが、そういう方は入射角が鋭角すぎる。

 ダウンブローに打ちすぎているんです。

 ソールが広いという事は、ソールが地面にタッチしても、ソールが滑りながら前に進んでくれます。

 その為には、入射角を浅くする必要があります。

 私は、入射角をシャローにして下さい。と指導していますが、入射角をシャローにする事で大きなメリットが2点あります。

 1つは上に書いた様に、フェアウェイウッドやユーティリティーのソール幅を利用してダフらせながら打つ事が出来るので、シビアにインパクトにならないんです。

 考えてみて下さい。フェアウェイウッドやユーティリティーのクラブヘッドが、地面と平行に近い軌道で進んでいけば、地面に触れてもソールが滑って前に進むんです。

 これがもし、地面と垂直に近い軌道であればどうでしょうか?

 少しでもボールより手前で地面に振れれば、ヘッドが地面に刺さってダフってしまいます。

 逆にボールより先になりすぎれば、トップします。

 入射角が鋭角になると、非常にインパクトポイントがシビアになってしまうんですね。

 それともう1点。

 入射角がシャローで地面と平行に近い軌道でヘッドが移動すれば、ボールがある高さで、ヘッドが移動する時間が長いという事です。この事により、非常にミスヒットに強いスイングになるんです。

 では次に、FWやUTをシャローな入射角で打つ為の練習方法をご紹介します。

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