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ドライバーはボールの位置でスライス防止が出来る【動画コラム30回目】

「右手のゴルフ」を提唱し、「体重移動」「ボディターン」など従来の理論ではアマチュアは打てないと語る片山晃。今回はボール位置についてお話します。

配信日時:2017年9月23日 17時00分

ボール位置を変化させる事によって、スイングの何が変わるのか?

 こんにちは。

 右手のゴルフの片山晃です。

 今回は、スライスを直す為の手段としてボールの位置、ボールポジションについてご説明します。

 一般的に、ボールの位置を動かすと打球に影響がある事は、皆さんご存知だと思います。

 しかし、ボールをどう動かすと、何が原因で結果にどんな影響を及ぼすのか?を正確に知っているゴルファーは少ないと思います。

 そこで、ボール位置を変化させる事によって、スイングの何が変わるのか?を詳しくご説明します。

頭が左に動くと最下点がボール寄りになる


フェースローテーションの時間を作る

右足寄りはフェースが戻る時間が少ない(左)、左足寄りだとフェースが閉じる時間が長い(右)
頭が左に動くと最下点がボール寄り(左)、頭が動かなければ最下点は手前になる(右)
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右足寄りはフェースが戻る時間が少ない(左)、左足寄りだとフェースが閉じる時間が長い(右)
 一般的に、ボールの位置を左足寄りにセットすると、スライスが出にくく、球が上がりやすいと言われています。では、何故スライスが出にくく、ボールが上がりやすくなるのか、ご存知でしょうか?

 スライスが出なくなる理由は、フェースローションの時間にあります。

 仮に、ボールの位置が30cm左足寄りに変わったとすると、切り返しからインパクトまでの時間は長くなります。

 とても短い時間ではありますが、この30cmの距離で大きな影響を与えるのがフェースローテーションです。

 フェースローテーションは、フェースの開閉のことです。ヘッドが30cm進む間もフェースは閉じる動きを続けています。

 スライスが多い人は、フェースがスクエアに戻らずに、開いた状態でインパクトを迎えています。

 そこで、ボール位置を左に動かす事によって、フェースローテーションの時間を作る訳なんです。

 30cm分、フェースは閉じる訳ですから、それだけスライスが出なくなります。

 また、ボールが高くなる理由は、ヘッドの最下点が関係してきます。

 どんなスイングをしても、インパクト時の頭の真下がクラブヘッドの最下点になります。
 
 という事は、ボール位置が左になればなるほど、クラブヘッドの最下点がボールの手前に来るという訳です。

 最下点を過ぎたクラブヘッドは、緩やかに上がっていきます。

 これが、自然なアッパーブローになる訳ですが、1点注意が必要です。

 それは、先ほどお話した、インパクト時の頭の位置です。いくらボールの位置を左に置いても、ダウンスイングで頭が左に動いてしまうと意味がありません。

 当然、フェースローテーションを行う時間は短くなり、ヘッドの最下点もボールに近くなってしまいます。

 ですので、ボール位置を動かした際には、絶対にダウンスイングで頭の位置を動かさない様にして下さい。

 次は、よりスライスしにくい、ボールポジションをご紹介します。

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